この男、下手やわ
昨晩は、麻雀番組に夢中になり過ぎたかもしれない。そのせいか、今朝は妙にリアルな夢を見た。
配牌でチンイツイーシャンテン。しかも、ドラがで、の形があるという凄い手。そして、浮いていたにがくっついたところで「リーチ」という声を出した。ここで目が覚めたが、わしはタテチンで多メンチャンならばリーチをかけるのだ。
昨晩の麻雀番組であるが、モンドチャンネルで麻雀番組が始まってから10周年ということで、第1回モンド杯を争った5人で「名人戦」をやることが企画されたのである。
※第1回モンド杯の参加者は6人であったが、残念ながら安藤満プロは亡くなっている。「名人戦」という冠に吐いたことは書くまでもない。
昨日は、番組の冒頭で、「名人戦」に出る打ち手が1人1人が紹介された。その際、伊藤優孝のプロフィールに、「第1回モンド杯第6位」とあった。
って、最下位じゃねぇか。今回も最下位だったら許さん。
小島‘先生’は、小島‘先生’であった。司会者に、「何か意気込みはありますか?」と聞かれて、「別にないね」たぁ。
いかにも小島‘先生’らしく微笑ましかった。しかし、こういう人が第一人者なのだから、世間の麻雀打ちを見る目が厳しいのも当たり前だ。
また、小島‘先生’は、「みんな、歳の割には若いな」とおっしゃった。確かに、金子も飯田も、そして伊藤優孝も10年前と全然変わっていない。麻雀打ちはいつも指先で牌を触っているから、若さが保たれているというのは本当ではないだろうか。
今回の「名人戦」は、予選で1人4回ずつ打って、上位4人が決勝に進み、決勝は1回戦というルールとなっている。決勝は予選の得点を持ち越しで行うので、第1戦から伊藤優孝の爆発を期待した。しかし…。
この男、やっぱ下手やわ。がドラの東3局の終盤で、の形からをチーして、を打ったのだ。
それがモロに金子に当たり、伊藤はラスに落ちた。ったく、終盤にドラが余るような鳴きをすなや。
相変わらず、第1打に字牌を打たないという、わけのわからない打ち方をしているし、こんな男を応援しているわしがかわいそうだ。
ヘタクソ〜
そして、南2局、伊藤は残り2回しかツモがなく、親の先行リーチがかかっている局面で、チートイの単騎でリーチ。その瞬間、「このバカ野郎が」という声が出た。
が、一発ツモ。この辺の鬼引きが伊藤が死神といわれる由縁である。
この満貫ツモで伊藤はトップに立ったが、結局、3位で終わった。まあいい。次回は小島‘先生’にラスを取ってもらおう。
昨日の話が長くなり過ぎた。ここからちょっとだけ今日の話をしたいと思う。
今日、とっつぁんは、仕事が忙しいのに出前を取った。なんでも、とっつぁんは公休日だった昨日の夕方、家から、「もう歩けません」と、上司に出前予約電話を入れてきたそうである。故円谷幸吉氏の遺書を真似したものと思われるが、しかし…。
今日はとっつぁんに頼み事をしようと思ったのに、使えん男だ。頼み事は何かだと? それは明日の日記で…。
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