簡易耐震診断
午後2時、約束の時間に中野区の委託を受けた業者が耐震診断に来た。実は、9月の頭に中野区役所に出向いて、耐震診断を依頼していたのである。ちなみに、中野区では業者の耐震診断料が無料であり、補強工事を行うと5万円助成してくれる。
うちは9年前にリフォームしたが、基礎は40年前のままだと思われる。とすると、震度5強以上の揺れには耐えられまい。それで、耐震補強をしようと思ったしだいである。
本当はもっと前にやりたかったのだが、なんだかんだで区役所に行くのが伸び伸びになってしまった。いずれにせよ、補強しないよりした方が絶対にいい。
前にNHKの番組で木造家屋の耐震実験を見たが、何の補強もしていない築30年の家は震度7の揺れであっという間にぺしゃんこになった。一方、壁に合板材を入れた家は、同じ揺れを受けても壁にかなりのひびが入ったものの、倒れなかった。この差は命にかかわってくる。だから、耐震補強は焦眉の急である。
今日は簡易診断とのことで、業者のおっさんとその弟子と思われる若いのが各部屋を見て回り、それで終了した。
しかし、いくらなんでも簡単過ぎるぞ。そんなんで耐震度がわかるのか? まあいい、次回は本格的に壁の状態や梁の様子を見るとのことだから。
で、結果であるが、うちの耐震度は0.9であった。わしは絶対に0.5以下だと思っていたので、意外に高い数値でびっくりした。
なぜ高い数値になったかというと、うちにある部屋は全部6畳以下なので壁が多いということ、うちの周りの土地の地盤が固いこと、1階と2階が全く同じ形をしていることなどからだそうである。
それはいいんだけど、母親が若いのに、「あなた、建築士の資格持っているの?」と言ったのに吐かされた。若いのは苦笑いしながら、「いちおう1級建築士です」と答えたが、冷や汗をかいたわい。
おっさん達が帰った後、おっさんの会社のHPを見てみた。そしたら、おっさんのブログが載っていた。そして、それを読んでまた吐いた。
つい最近まで入院していて、今もリハビリ中だと? おいおい、大丈夫かよ? 区の紹介だから信用できる業者にせよ、イチイチハガい。
ともかく、チップ2000枚以内の範囲で収めたいものである。いずれにせよ、Xバンクから融資してもらわねば…。
クソ〜、明日が出勤になってしまった。本当は休みだったのだが、仕事が立て込んでいて、どうにもならんのだ。
こうなったら明日も6時前に帰ったる。しかし、そんなんで忙しいと言えるのだろうか…。
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