昼下がりのボクシング
今朝、起きたのは10時半であった。テレビをつけたら、「高校選抜アメリカ遠征」なる番組をやっていた。
そういや、去年もやっていたぁな。去年は少しは見る気がしたが、今年はいいわ。夏の記憶を甦らせたくないんでね。
今日は午後2時過ぎからボクシングを見る予定であった。それまでNHK衛星放送で日本ハム−ソフトバンクを楽しもうと思っていたが、ソフトバンクの先発メンバーを聞いて吐いた。
8番・ブキャナン、9番・アダムだと? 2人の助っ人が8、9番を打つなんて聞いたことねぇわ。そんなの、助っ人とは言えん。
にしても、昼下がりのボクシングもオツなもんですな。ゴールデンタイムに放送しても視聴率が取れないことから、昼間に放送したものと思われるが…。
試合は、挑戦者の相沢が超強打者のムニョス相手に判定まで持ち込んだものの、フルマークが2人という完敗であった。これでは、28歳という年齢を考えても、次回のチャンスはないだろう。
放送中に、「三迫ジムから24年ぶりの世界チャンピオン誕生なるか?」とアナが言っていたけど、ということは、三原正以来、三迫ジムから世界チャンピオンが出てないってことか。三迫ジムといえば、輪島功一を生んだ名門ジムなのだが…。
しかし、三原ねぇ。初防衛戦でランキング10位のデービー・ムーアに惨敗したイメージが強過ぎだわ。ちなみに、三原−デービー・ムーアは弟が観戦に行っていた。そして、衝撃のKOに真っ青になって帰ってきた。
その三原にハーンズからタイトル戦のオファーが来たというが、当然、三原は断った。ハーンズとやっていたらぶっ殺されていただろう。
話は今日の試合に戻って、相変わらず、ムニョスは迫力があるな。とくに強打者独特のベタ足が怖かった。スーパーフライ級で30勝のうち27KOというのは脅威という以外ない。
ムニョスには、黒人の血が相当入っているようである。カーロス・リベラも黒人だったが、ベネズエラで黒人はそれほど多くはない。ただ、ジャマイカ、ドミニカなどカリブ海諸国のほとんどは黒人から成る国である。
なぜ、カリブ海諸国に黒人が多いかというと、入植してきたスペイン人が先住民のインディオを殺し過ぎたせいで労働力不足に陥り、それを補うためにアフリカから黒人を連れて来たからである。
さて、明日は撮りだめしている「大都会」を一気に見るかな。どのみち、それくらいしか明日もやることがないが…。
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