谷川九段
朝起きて、テレビをつけたら谷川浩司九段が映っていた。NHK将棋トーナメントも、秋になるとシードされていた大物棋士が次々と登場してくるのだ。
しかし、谷川浩司九段も「九段」と称されるのは、内心忸怩たるものがあろう。かつては、「谷川名人」、「谷川王将」と冠名をつけて呼ばれるのが当たり前だったのだから。
谷川九段が飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃は、大山、中原時代の次は谷川時代と言われたものだが、羽生の出現で、あっという間に谷川時代が終わってしまった。
谷川九段といえば、兵庫の滝川高校のOBである。滝川高校は苛め自殺事件で世間の耳目を集めているが、そんな事件で、「将棋の谷川九段の母校」と紹介されるのは、谷川九段としてはハガいだろう。
そういや、滝川高校が選抜に出た時、谷川九段がテレビのゲストに招かれたことがあったぁな。確か、2回戦の丸亀商戦だったような…。
当時(1980年)の滝川高校のエースは、あの左腕・石本であった。そして、チームは兵庫県史上でも屈指の大型チームであった。
石本と谷川は同級生だったが、一度も口を聞いたことがなかったくせぇ。
そりゃ、そうだわな。石本と谷川じゃ、性格があまりにも違う。谷川九段は人格者として知られるが、石本は相当ヤバい奴らしく、中日に移籍したはいいが、競馬などの博打しかやっていなかったそうである。
※谷川九段は、阪神淡路大震災の時、兵庫に住んでいた。それで将棋関係者がその安否を心配していたら、本人からすぐに無事を知られる電話があったそうである。
今日はテレ東で大食い選手権が放送されるけど、見るかどうかまだ決めていない。大食い選手権は嫌いでないが、調子がイマイチなので、番組を見て気持ち悪くなる可能性があるし…。
というわけで、これから昼寝だ。最低でも2時間は寝たいものである。
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