不毛な計算


 
今日はスポニチを買わなかった。選抜出場校が発表された翌日はスポニチにも目を通すのだが、‘キオスクの人’に「スポーツ新聞を読むような粗暴な人」と思われたくなかったのである。

 それに、土日に宅配される日刊スポーツで十分だ。
ただ、宅配版はアダルト面がないのがハガい。

 日刊スポーツの戦力分析によると、Aランクは、横浜、常葉菊川、東洋大姫路、履正社の4校だけであった。Aランクがこれほど少ないのもちょっと記憶にない。

 ていうか、今年は横浜と常葉菊川の2強があまりに充実している。両校とも投打のバランスが取れ、タレントが揃っている。さらに、足が使えるのも強みだろう。

 両校を比較すると、柔の横浜、剛の常葉菊川か? わしは剛のチームが好きだし、常葉菊川の方がやや戦力が上なので、常葉菊川で勝負する。

 
もちろん、横浜も選ぶという日和りもありうる。なにせ、このところ弱ぇからな。

 万が一にも横浜と常葉菊川が初戦で当たるなよ。82年選抜では、東西の横綱といわれた上尾と箕島が1回戦でぶつかって絶叫マシーンになった記憶がある。

 ただ、あの時は、早実、PL、明徳と他にもハイレベルな高校があった。が、今回は、戦力面から見れば、横浜と常葉菊川以外は一山なんぼ。それだけに、横浜と常葉菊川がいきなり顔を合わせることになったら吐き倒れるわ。

 
ここで、横浜と常葉菊川で初戦で対決する確率を求めたい。

 両校が初戦で戦う単純な確率は、参加校が36校だから、〔(36×35)÷2〕分の1=630分の1となる。

 ただし、同地区同士は初戦で対戦しないことになっているから、その分を全体の場合から引く必要が生じる。

 すると、東北地区の高校同士が初戦でまみえる場合は、(3×2)÷2=3通りである。同じく、関東・東京地区は、(8×7)÷2=28通り。以下、東海地区:6通り、北信越地区:3通り、近畿地区:15通り、中国地区:6通り、四国地区:3通り、九州地区:6通りの計算になる。

 よって、同地区同士が初戦で当たる場合は、3+28+6+3+15+6+3+6=70通りと求められる。だから、それを630から引けば、正確な確率が出てくるはず。

 
つまり、560分の1がわしが悶絶する確率だ。

 う〜む、この計算は合っているのだろうか? 後で]に検算させよう。

 今日の日刊スポーツには、選抜出場の主なOBも掲載されていた。そして、1校当たり3人載っていた。

 横浜の松坂、成瀬、涌井にも目を見張ったが、圧巻は東北高校の主なOBであった。ダルビッシュ、斉藤隆、大魔神・佐々木。こんな凄いOBがいて、優勝経験がないたぁ。

 とはいえ、斉藤隆は高校時代はピッチャーではなかった。また、大魔神・佐々木は、清原・桑田という同学年という不運があった。

 しかし、ダルビッシュの時は他のメンバーも粒揃いで、KKのPLといった化け物チームも存在しなかった。にもかかわらず優勝を逃したのは、若生監督がシャワシャワだったからであろう。

 そういや、明徳義塾のOBに朝青龍の名前があったな。

 
奴にだけは優勝させてはならん。わしの勝負のためでもあるが、不良横綱を2場所出場停止明けに優勝させたら、他の力士はメンツ丸つぶれだ。

 というわけで、明日の横綱対決に今から緊張している。もし朝青龍が勝ったら、Xに不幸のメールを大量に送る所存である…。


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