空中ギロチン
土曜のお釣り作戦も、残りあと数度。こうなったら、必殺技を出しまくるのみだ。
しかし、今日はハガいことになりそうだった。前の奴がモタモタしていたせいで、隣のレジの男から「こちらどうぞ」を食らってしまったのである。
そんなもん、ただ黙殺するのみだ。キオスクの‘人’の前に2人の客、男性店員の前に客が0という不自然な状態が10秒以上続いたが、わしは強い意志を持ってその場を動かなかった。
で、今日の必殺技だが、500円玉を渡してわざと落とすという技を繰り出した。すると、お互いに拾おうとするので、そこで手が触れ合うわけである。さらに、会話も生まれる。
これを必殺技と言わず、何を必殺技と言おう。
名づけて、‘空中ギロチン’。
その名も身の毛がよだつ必殺技だが、本家・ガルーダの破壊力には遠く及ばなかった。なにせガルーダは、この技で剣持隼人を葬っている。
それに触発されて、「紅の挑戦者」のガルーダvs剣持を読み直したが、何度読んでも凄い緊迫感だ。「漫画史上これほど緊迫感があった試合はない」と、梶原一騎フリークのわしが断言する。
小学校の時、少年マガジンの連載を読んでいたが、この試合は本当に恐ろしかった。ページをめくるのにビビッったというのは、最初で最後の体験である。
ちなみに、テレビアニメ史上で最も緊迫感を感じた試合は、タイガーマスク・大門vsビッグタイガー・ブラックタイガーである。これは弟とも意見が一致している。
今日は空中ギロチンを出したし、いい日だった。明日は久々の日曜休みだが、明日もいい日にしたい。
家にいる限りはいいことは起こらんが…。
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