谷村信司・「今ありて」

　 今朝、職場に入ったらとっつぁんが来ていなかった。改心したのか、このところ、とっつぁんはかなり早めに出勤しているのだが。

　それで号泣組翁に、「とっつぁんは今日は休みか？」と聞いてみた。そしたら、「最近わしも頑張ってよく来ているから、明日は休ましてもらう」と、昨日の６時頃、言い残して帰ったそうだ。

　何が、「最近わしも頑張ってよく来ているから」だ。つい１か月前に出前を取ったばかりじゃないか。

　だいたい、年間有給を１日取るか取らないかの翁を前に、よくそんなことが言えるな。改心したと思ったわしがバカだったわい。

　今日は帰り、ヨドバシカメラのＣＤコーナーに寄って来た。谷村信司の「今ありて」を買いたかったからである。少しマニャックなＣＤなので置いてあるか心配だったが、クソ余裕であった。

　谷村信司の「今ありて」は、谷村信司が歌っているバージョンとカラオケバージョンの２曲しか入っていなかった。それで800円は高いと思われるかもしれないが、ファンからすれば、その２曲で十分である。

　特に谷村信司の歌は素晴らしい。あの難しい曲を難なく歌うのだから、超一流のプロだけのことはある。

　当然、カラオケバージョンで「今ありて」を歌ってみた。我ながら下手過ぎて話にならん。わしの「今ありて」を聴いて、草葉の壁で阿久悠氏が吐き倒れたことだろう。

　ところで、巷のカラオケボックスに「今ありて」は収録されているのだろうか？　

　かつてＧメン75のエンディングテーマの「面影」で、画伯、せいうち、マイノリティらを悶絶させたわしだが、「今ありて」でもジャイアン・コンサートにしてやる。今から楽しみにしておれ。

　これからまた谷村信司の「今ありて」を聴くかな。そのわしに「今がない」のは書くまでもない…。