‘先生’たる由縁
ここ最近、6日連続で出勤であった。しかも、連日ヨーロッパ選手権の放送がある。
なんで、録画した「モンド麻雀名人戦決勝第1戦」を再生する暇がなかった。今日は久々の休みだったので、昼メシを食ってから、「モンド名人戦決勝第1戦」を見た。
ゲスト解説は、小島武夫‘先生’であった。最初に司会の土屋氏は‘先生’に、「予選は惜しかったですね」と声をかけた。
それに、‘先生’が、「別に惜しくはないよ」と返したのに爆笑してしまった。この辺が‘先生’の‘先生’たる由縁である。
This is 'teacher'.
次に土屋氏が‘先生’に、「今日の見所はどんなところでしょうか?」と尋ねた。そしたら、‘先生’は、「一番心配なのは優孝(ゆうこう)だよ」と答えた。
確かに、金子、森山、新津、ヘタクソこと伊藤優孝の中で、おかしな麻雀を打つのはヘタクソだけである。
そのヘタクソは、「私は‘死神’と言われていますが、今は死にかけです。体がボロボロですから」と自己紹介していた。そんなもん、若いうちから不摂生を続けてきたからだよ。
伊藤優孝プロ
堅気には見えませんなぁ
ところで、この4人のメンツは、それぞれが日本麻雀協会、日本麻雀連盟の大幹部だとか。大幹部と聞いて、北大阪の虎の宝蘭や虎の穴の赤覆面の3人を想像したのはわしだけだろうか?
さて、第1戦の結果であるが、なんと、ヘタクソがトップを取った。それを素直に称えないのが‘先生’である。
「あれくらいツイたら、誰でも和了れるよ」、「優孝は守ったらヘタだからさ」、「優孝はいい手の時に牌を叩いて捨てるからダメなんだよ」、「2人リーチだからって、『手詰まり』なんて声に出すもんじゃないよ」と、盛んに腐していた。
おっしゃる通りだ。ただ、「僕は優孝あたりの麻雀とは体質が違うからさ」には吐いた。2連続で予選惨敗の奴がよう言うぜ。
にしても、新津プロの守りは凄かった。ピンズがかなり安い場で、森山のヤミ親満のカンを一点でピタリと止めたのだから。守りの麻雀を標榜するXでも、この芸当はできまい。
さて、今晩もヨーロッパ選手権だ。ドイツ−オーストリアに注目したい。
歴史的因縁のある国同士の対決は蓋し見ものである。ドイツイレブンは、地元オーストリアサポーターから強烈なブーイングを食らうだろう。
今日の最後に、「わしはどんな勝負も受ける」と記しておきたい。
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