創刊30周年特別企画
というわけで、「報知高校野球」を手にした。予選を展望させたら、「報知高校野球」の右に出る雑誌はない。
今回もそれで「報知高校野球」を買ったのだが、創刊30周年特別企画が素晴らしかった。桑田のインタビューと、有名校の監督などの「この30年、忘れられない選手&ゲーム」は、ファンにとっては涙もんの企画である。
桑田のインタビューで一番印象に残ったのは、「池田戦で勝負を分けた1球がありました。初回、2死1,3塁から5番打者に痛烈なピッチャーゴロを打たれたんです。それを僕が取った。それが抜けていたら、逆のスコアになった可能性があります」の箇所である。
確かに、あの吉田のピッチャーゴロは、打った瞬間ヒットだと思った。それを難なく取るところが天才野球少年たる由縁であった。
「この30年、忘れられない選手&ゲーム」では、横浜の渡辺監督が松坂より先に愛甲の名前を挙げていたのに驚いた。確かに、愛甲の方が渡辺監督の手をはるかに煩わせたろう。
わしも、松坂のチームよりも愛甲のチームの方が印象深い。松坂のチームは野球エリートばかりだったが、愛甲の時のメンバーは、安西、足立、吉岡、もみあげの宍倉らワル揃いであった。その分、インパクトが強いのだろう。
ちなみに、愛甲らは開会式のリハーサルで、都立国立高校の面々を苛めていたそうである。特に足立が暴れていたくせぇ。
わしにとって、「この30年、忘れられない選手&ゲーム」は、選手なら荒木大輔、ゲームなら箕島−星稜である。
以下、選手は、2位:桑田、3位・水野、4位・石井毅、5位:愛甲、ゲームは、2位:報徳学園−早稲田実、3位:横浜−PL学園、4位:PL学園−池田、5位:箕島−明徳である。
さて、肝心の予選展望であるが、今年も早実は絶望的くせぇ。「早実の選手個々の能力は高く、侮れない」だと?
要するに、今年の早実は準かわい子ちゃんということである。ま、都立に負けなければいいか。
注目の静岡予選は、常葉菊川が本命とあった。果たして、本当にそうか?
昨年よりもだいぶ小粒になった大阪桐蔭との練習試合に1−9で完敗したようだし、このまま本来の調子を取り戻せないまま、予選の早い段階で消えることも十分考えられる。
さて、これからすべての地区の予選展望を読むかな。もちろん、予選で勝負でしてもいい。わしも誰の挑戦でも受ける…。
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