黒部旅行、初日
4時45分に目目覚ましをかけていた。しかし、目が覚めたのは3時15分であった。ったく、遠足の日の小学生じゃねぇぞ。
添乗員は背の小さい若い女性であった。容姿? 十人並みか。
それはいいけど、様づけはやめぇ。エステでの悪夢を思い出すじゃないか。
新幹線は1両目、それもかなり前の方の席になった。新幹線の席が1両目になったのは初めてである。
1両目だったせいか、やたらとスピードを感じた。まじでびびったわ。わしは大山倍達先生のように、すべての乗り物に弱いのだ。
早く新幹線を降りたかったのに、安中榛名とか千曲とか、くだらない駅に停まりやがってぇ。そういや、昔、千曲を「せんまがり」と読んだ奴がいたぁな。
上田駅からはバスであった。バスでオプションの昼食の案内があった。しかし、わしは甘言に乗らなかった。
というのも、内容が寿司のなんたらかんたらだったからである。だから、わしは酢がダメなんだよ。
それで、松代パーキングエリアで軽食を取った。そしたら、出発時間のギリギリになってしまった。
一応出発時間まで帰ったのに、バスが発車しかけていたので、目が点になった。大声を出してバスを停車させた。
が、それが翌日に起こった事件に比較すれば全く何てことはなかったと、この時に誰が思ったであろうか? ともかく、添乗員の女性はわしに平謝りであった。
初日のハイライトは、黒部峡谷を行くトロッコ列車からの風景である。ハイライトだけあって、列車からの風景は絶景であった。
これがトロッコ列車の先頭車両
トロッコ列車からの眺め1
トロッコ列車からの眺め2
トロッコ列車からの眺め3
この駅で降りた
ただ、携帯電話が圏外になったのがハガかった。それで、早実の試合経過がまったくわからなくなった。
ようやく電波が入るようになったら、Xから、「早実、4回を終わって…」というメールが来た。おめぇ、ちゃんとスコアを書けよ。
とりあえず、神宮球場に電話を入れてみた。「4回を終わりまして、6−1で、に…」という瞬間に携帯を切った。
そんなんで最後までメッセージを聞くかい。しばらくして早実がボロ負けをしたのを知った。ま、今年はしゃあねぇ。
トロッコ電車を降りたら、車中で旅行会社専属のカメラマンが撮った写真が駅の掲示板に掲示されていた。せっかくだから買おうと思ったのに、わしの映っている写真がない。
いったい、どういうことだ? あまりに人相が悪いから、お蔵入りになったのか?
まあいい。写真に撮られるのは好きでないし。
初日は早めに宿に着いた。しかし、部屋がひどかった。クソ狭いうえに、電話だけでなく、冷蔵庫もないたぁ。
冷蔵庫がないホテルなんて初めてだ。ホテルをグレードアップしなかったことで、後悔という名の地獄に落ちたわしであった。
ただし、夕食は良かった。すき焼きがメインだったのでな。
もちろん、ノーヒッターにはなれなかった。こんにゃくは問題ないが、酢味噌づけじゃな。
メシを食ったあと、ゲーセンに行ってみた。しかし、ゲーセンは虫だらけであった。
いったい、どんなホテルなんだ? そんな中、麻雀ゲームを100円で10分ももたせたとは、さすがわし。
翌日は7時半出発。そんなもん、とっとと寝るに限る。
果たして、翌日にどんな事件が起きたのだろうか?
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