薄氷の勝利
常葉菊川、よく勝った。内容的には負け試合であった。7回に1点を先取された時は、辞世の句を詠む覚悟をしたわ。
ここまで打線が抑えられるとは思わなかった。でも、こういう試合に勝たないと優勝はない。
にしても、福知山成美は強かった。決して優勝してもおかしくないチームであった。少なくとも去年の優勝チームよりチーム力は上である。
次は倉敷商か。相手エースが左腕というのがちょっと嫌だが、今日の福知山成美に比べたらかわい子ちゃんもいいところ。まず負けることはあるまい。
「思い出の決勝戦」で84年と85年の決勝戦が流れた。やっぱKKは凄いわ。3年連続甲子園に出るだけでも偉業なのに、3年連続決勝戦に進出したのだから。
87年のPLは時代に恵まれた感があったが、KKのPLは強豪が集った中での優勝だから、そちらの方が価値があると思われ…。
第4試合の智弁和歌山の試合を見て青ざめた。こりゃあ、春とはピッチャーも打線も大幅にレベルアップしているな。浦添商、智弁和歌山、広陵には潰し合ってほしい。
久しぶりでオリンピックの開会式を見た。各国の選手入場で思わず声が出たのは、ニカラグアの旗手があのアルゲリョと知った時である。
アルゲリョはニカラグアが生んだ不世出のボクサーであり、ボクシングファンなら誰でも知っている。ロイヤル小林がアルゲリョに負けたのは仕方がなかった。
第4試合が7時前に終わったので、谷の試合を見た。準決勝の判定は不可解だった。
が、もっと不可解なのは、代表決定戦で負けた谷が代表になったことである。最強の選手を代表にしていれば、クソ色のメダルに終わることはなかったかもしれない。
明日は好試合の連続だ。明日も高校野球を堪能したいと思う。吾、この休みの過ごし方に悔いなしだ。
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