王選手物語


 予告通り、今日は休んだ。といっても、出前ではない。
昨日のうちに、今日の休みを予約していたのでな。

 で、今朝は10時半に起きた。そして、居間に行く途中で郵便受けを見てびっくりした。土・日しか配達されない日刊スポーツが入っていたのである。

 王監督が退任するビッグニュースが一面だったから特別に配達したのか? 理由はわからんが、ありがたかった。
ただ、家庭版はエロ記事がないのがハガい。

 王監督もついに表舞台から消えるか…。ホント、1つの時代が終わったなぁ。

 わしがガキの頃から、ONは別格であった。それは巨人の星を見ればよくわかる。

 
巨人の星の洗脳もあって、ガキの頃は、巨人の優勝と王選手がホームラン王を取ることは始めから決まっていることと思っていた。

 ただ、巨人の星を見て、川上哲治を人格者だと認識していたのは全く不明であった。丹波哲郎が軍隊にいた時に川上が上官であったそうだが、丹波哲郎は
、「あいつだけは許さん」と言っていた。それだけ川上はとんでもない奴だったのだろう。

 
子供の頃に「王選手物語」を何回も読んで、王選手をますます尊敬したものであった。

 「王選手物語」特に感銘したのは、王選手が高校時代にホームランを打ってガッツポーズをした時、兄の鉄城氏から、
「相手のことを考えなさい」と、ガッツポーズしたことを怒られたことである。以来、王選手はどんな時もガッツポーズをしなくなったそうである。

 
この話を金村や安西に聞かせてやりたかったぜ。でも、756号を打った時は万歳をしていたよなぁ。

 王選手は現役時代にタバコを吸っていたそうである。が、子供にとってスーパースターなので、王選手の喫煙シーンはタブーであった。確かに、
「ミユキ野球教室」でも、王援手の喫煙シーンを見たことがなかったな。

 王という人は本当に誠実な人くせぇ。元NHKの羽佐間アナが全米オープンゴルフの取材から帰ってきた時、王選手だけが、
「お疲れ様でした」と声をかけたという。

 ただし、家では厳しかったようである。王家では、食事中はいっさいしゃべるのは禁止だったという。

 当然、好き嫌いなど許されなかったであろう。
わしが王家の息子だったら、クソ余裕で勘当されているな。

 結局、大先輩は巨人に戻らなかったわけだ。ま、当たり前だわな。監督時代にあんな仕打ちをされたのだから。その辺は、
「巨人軍に葬られた男たち」に詳しい。

 しかし、どう見ても都落ちなのに、大先輩はよく福岡に行ったな。
その辺は、巨人の監督の座に恋々としていた長嶋某とは大違いである。

 だから、2000年のONシリーズでは大先輩を強烈に応援したものである。まあ、あの時は戦力が違い過ぎた。長嶋某がシャワシャワでも、あの戦力なら勝てるわな。

 まさか、大先輩はWBCの監督をやらないだろうな。そんな命を縮めるようなことはしない方がいいと思われ…。

 さて、明日からまた4日間出勤である。とっつぁんよりはるかにやる気ははえるかにあるが、このところ少々疲れ気味である。頑張れ、わし!


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