クレーマーを見る
今日の帰り、馬場のauショップに立ち寄った。携帯の使用料の振り込み用紙をなくしたので、その店に行ったのである。
わしの携帯の使用料は自動引き落としにしているが、母親の携帯の分はわしが毎月振り込み用紙で払っているのだ。
その店に入って、まず順番を待っている奴の多さに吐いた。店の人間が客と対応する席が4つしかないのに、10人以上も席にあぶれているたぁ。
4つの席のうちの1つは客だけがいて、店の人間がいなかった。しかし、その30前後の客は見るからにやばそうであった。帽子をかぶって目つきが悪く、さらに足を組んでいた。
わしは、店内や電車内で帽子をしている奴は嫌いである。実際、そういう奴にはやばい奴が多い。
程なく奥から店長とおぼしき男と若くてきれいな店員が出ていた。そして、店長とおぼしき男が座るや否や、帽子野郎が強烈に文句を言い出した。
「データが消えた責任をどうやって取るつもりなんですか?」、「僕はね、対応の悪さに頭にきているんですよ」などなど、口調はですます調であったが、クレームをつけているのは明らかであった。
そのクレームが正当なものかどうかは、イマイチわからなかった。でも、そいつの言い方からして、クレーマーなことは確かである。
そいつのクレームに姉ちゃんは対応できなかったのだろう。それで、姉ちゃんが店長を呼んできたと思われる。
クレーマーには、美人であることは通じない。わしなら店員がきれいな姉ちゃんだったら、それだけで鉾を収めるが…。
店長は冷静に返していたが、帽子野郎が納得する気配はなかった。わしの用はそいつがクレームを言い出してから10分ほどで済んだので、どうなったかは知らない。ただ、そいつの様子からして、相当難儀したのは間違いない。
にしても、久々にクレーマーを目の当たりにしたな。とんかつの和幸で言い掛かりをつけていた50過ぎのおっさんを見て以来5年振りか?
あらためて言うまでもないが、わしにクレーム対応ができるわけがない。店側の人間が逆ギレしたら速攻でクビだ。
さて、これから露天商で買ってきたSPAを読むかな。「モンスター彼女」の特集記事が楽しみである…。
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