漢検は受けん

 
 今年の将棋の名人戦は、羽生名人と郷田九段の対決か。同じ名人戦でも、麻雀名人戦とは重みが違う。「名人」という冠がついているのに、‘先生’やヘタクソが出ているのだから…。

 亡くなったばあさんがテレビに映った郷田九段を見て、
「この子、上品やなぁ」と感嘆したほど、郷田九段には気品がある。少しオタクっぽいが、羽生名人も上品なことは間違いない。

 その点、‘先生’、ヘタクソ、金子、森山は…。

 先だっての対局でも、金子は危険牌を切る時、牌を河に叩き付けていた。また、ゲスト解説の森山は、
「僕は強過ぎて、最初はテレビ対局に呼んでもらえなかった」とうそぶいていた。麻雀プロに品を求めるのは、八百屋で魚を求めるようなものである。

 閑話休題。漢検協会の理事長と息子の副理事長が辞任するくせぇ。

 ま、当然だな。とことん美味しい汁を吸った親子にはとっととやめてもらおう。

 ただ、まだ奴らが何らかの形で協会に関わるようである。それじゃダメだ。
曹操が袁紹一族を根絶やしにしたように、そういう親子は完全に駆逐しないといかん。

 しかし、親子で何かの組織に巣喰っている例って、本当に多いな。息子が有能ならともかく、中村雅俊の息子のように、大概はバカ息子である。
とにかく、わしは2世というのがすこぶる嫌いだ。

 今まで漢検を受けなくて正解だったぜ。

 まず、検定料が高過ぎる。2級で5000円かそこらしたはず。

 それに、漢検ブームとやらが鼻白かった。
わしはブームには乗らない主義なのだ。

 それと、本能的に漢検協会の組織が腐っているのを感じていたようである。それでもここまで利益を貪っているとは思わなかった。

 組織が真っ当になって、検定料が大幅に下がるようなら2級を受けてもいい。もっとも、落ちる可能性が多分にあるが…。

 明日は土曜か。キオスクの‘人’と会わなくなってから、早1年余り。明日はいるかどうかをまた確認に行ってみるかな。

 ともかく、土曜の楽しみを早く見つけたいものである。



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