少年野球の監督

 
 今日で5日連続出勤がやっと終わった。今朝は疲労困憊で、キオスクの‘人’がまだいるかを確認しに行く気力がなかった。もしいなかったらシャレにならないし、今日は見に行かなくて正解だったと思われる。

 今日の帰り、少年野球の一団と道で遭遇した。日が長くなったので、夕方まで練習していたのだろう。

 
しかし、監督とおぼしき奴を見て、吐いた。如何にもって感じの、あざといツラのおっさんだったのである。

 先週までゲンダイでコラムを連載していた元ロッテ・中日・巨人の前田幸長氏がそのコラムで、
「少年野球の監督はどこもえらく威張っていて、とても長男を入団させる気になりませんでした」と書いていたように、少年野球の監督にはロクなのがいない。

 
実際、野経験のない、わけのわからない八百屋のオヤジとかが少年野球の監督をやっているケースが多い。現に、わしがガキの頃も、地元の少年野球の監督は評判が良くなかった。勘と思い込みでレギュラーを決めていた奴だったのでな。

 それより何より、3年前に定年退職した、ノーベル嫌われ賞のクズ野郎が少年野球の監督をやっているという事実がある。

 とにかく、人に厳しく、自分に甘い意地悪な奴だった。威張れると思った人間には威張り倒す奴だった。

 もちろん、わしに威張ることは許さなかったが。いずれにせよ、そいつに少年を指導する資格などない。

 
ダメな奴が監督をやっているケースがほとんどだから、少年野球の世界は、裏とコネと金がまかり通っている。

 父兄が豪勢な付け届けをした子供が、ヘタクソなのに、ある日突然レギュラーになることも珍しくないという。また、常磐御前作戦を展開する母親もいると聞いたことがある。
少年野球の世界は、まさに伏魔殿である。

 さ、明日は待望の休みだ。明日は近所の公園に桜を愛でに行くか。

 あ゛〜、明日も充実した休日になりそうだ。



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