空手戦争
午後から池袋に行ってきた。梶原一騎のレア作品が池袋のとある漫画喫茶にあると聞きつけたからである。
天地神明に誓って、キムラに変身はしていない。キムラは半卒業状態である。「半」というのがおくゆかしいだろう。
池袋の北口は懐かしかった。何度、ここにキムラとして訪れたことか。まさに若気の至りであった。
その漫画喫茶であるが、本当に梶原一騎のレア作品が置いてあった。空手戦争、新巨人の星、プロレススーパースター伝…。
惜しむらくは、柔道讃歌と英雄失格がなかったことである。もっとも、英雄失格はマイナー過ぎるが。
とても全部は読めないので、最後に読んでから最も時間が経っている「空手戦争」を手にした。
「空手戦争」は、梶原一騎と共に倍達先生も原作者に名を連ねている。だからなのか、空手バカ一代の焼き直しという感がした。
高校生の頃は2人に心酔していたので、そうは思わなかった。それが読み直してみたら、倍達先生の自慢話の金太郎アメであった。
そして、呆れ返った話もあった。いくら倍達先生がモデルの空手マンがバカ強くでも、ライオンには勝てんて。
それが失明しながらも、ライオンを仕留めるなんて…。それじゃ、ムツゴローだって、アヤをつけるぜ。
さすがに、ライオン編で読むのをやめた。そしたらいつの間にか夕方になっていた。梶原ワールドに引き込まれたようだ。
次回は、もっと真っ当な作品のプロレススーパースター伝にしたいと思う。ちなみに、プロレススーパースター伝では、ブロディ編が最も好きである。
明日は出前を取ろうかな。そしたら、おとといから4連休になる。明日の朝、7時に起きれるかどうかで決めたい…。
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