ムツゴロウ先生

 
 昨日は報道ステーションを見た。なので、麻雀番組は録画した。そして、今日の午前中に再生した。

 いつもなら午前中はメージャーの試合を楽しむのだが、今日は放送がなかったのである。

 今回のメンツは、小島‘先生’、森山、新津、飯田であった。東4局、3万点とトップ目で親の飯田は、5巡目に以下の手になった。

 
 (ドラ

 そんなもん、を切って即リーだ。一通が完成していて、ニック・ボックウィンクルでは安過ぎる。金子正輝でなくても、抑え込みリーチだよ。

 それが何を考えてか、飯田はを打って、テンパイを取らなかった。それからテンコシャンコして、森山に満貫を放縦した。
そんなぬるい麻雀を打つ奴の異名が大魔神とは信じられん。

 その対局が終わってから、麻雀トライアスロン雀豪選手権の決勝戦の模様が流された。決勝戦のメンツは、小島‘先生’、将棋の先崎八段、滝沢プロ、そして、ムツゴロウ先生の4人だった。

 ムツゴロウ先生はアマチュアながら驚異的な雀力を誇り、日本麻雀連盟から十段位を贈られた。それほどムツゴロウ先生は、プロからの評価が高いのだ。

 その著書
「畑正憲の精密麻雀」はレベルが高く、アホ後輩では到底理解できない内容である。また、ムツゴロウ先生は、灘麻太郎の麻雀を、「学生麻雀に毛が生えた程度の麻雀」と斬って捨てたこともある。

 ムツゴロウ先生を久々に見たが、想像以上に老けていたのに驚いた。もう80歳を超えているのだろうか?

 歳だから仕方がないにせよ、ムツゴロウ先生はツモって捨てるまでの動作が遅かった。
わしが対局者なら、それでイライラしてフォームを崩したかもしれない。

 それはいいとして、呆れたのはムツゴロウ先生の以下の行為である。

 小島‘先生’のリーチに対して、からを切って追い掛けリーチをしようとしたムツゴロウ先生。しかし、が小島‘先生’のリーチに当たってしまった。

 
そしたら、を卓に叩きつけて暴れたのである。これが本当にあの温厚なムツゴロウ先生か? 

 が、ムツゴロウ先生は食わせ者という噂がある。動物王国での動物と戯れる映像はやらせだったというし、実の弟から金絡みで訴えられたこともある。麻雀をするとその人の本性がわかるというが、本当かもしれない。

 雀豪選手権で優勝したのは、親で国士をツモった滝沢プロであった。
ふっ、国士なら字一色の方が上だな。

 午後から昼寝をして、太陽エネルギーを得た。明日こそ、仕事で3つのミラクルを見せたい。



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