国士など二流よ

　
　昨晩は、麻雀の結果を伝えるメールが来なかった。なので、寝る前に、「てめぇ、負けたな」と、Ｘにメールした。

　野郎は勝ったら自慢メール、負けたらダマという奴。メールがないということは、相当やられたのだろう。

　そう思っていたら、今朝10時前、携帯がジャイアント馬場のテーマ・王者の魂を奏でた。Ｘからのメール着信音は、どういうわけか王者の魂なのである。

　「おはようございます。昨日はあなたのエールのおかげで勝てました。また、激励の通り、国士無双を渓流釣り君から和了りました。これでチップ１枚貸しです」　

　わしがいないメンツで勝ったって、しょせんは鳥なき里のコウモリよ。

　国士なんて、役満の中じゃ二流よ。字一色のような一流の役満を和了ったら自慢して来い。

　ともかく、次回は直接対決で懲らしめてやるぜ。なんなら今日やってもいい…。

　明日はキリスト教のネクタイをして予定である。それをわし以外の誰が知っていよう。なのに、今朝、「キリスト教の者ですが…」という変な女が玄関のインターホンを鳴らしたのである。

　対応した母親が、「結構です」と断ったが、何の因縁か？　もっとも、その女が本当にキリスト教の布教に来たのか怪しいがな。ともかく、不審な訪問者にドアを開けてはいけない。

　岡田が調子に乗って、またベスト４とかほざいているくせぇ。そんなの、セルジオ越後の、「無理、無理」を持ち出すまでもない。

　「日本サッカー偏差値52」という本があるが、世界のベスト４といったら偏差値70以上。偏差値52の受験生が偏差値70の学校に受かるわけがない。

　明日から恐怖の６連続出勤。そんなの、出前を取るに決まっておる。問題は出前をいつにするかだ。明日かもしれない…。