生傷猫

 
 夕方、近くのコンビニにゲンダイを買いに行った。

 ものには次いでということがある。ヤングマガジンのカイジ第4編を立ち読みした。

 カイジも相変わらず話が進まんな。
週刊でなければ暴れているところじゃい。

 コンビニに行くにも近所の嫌な奴らと会いたくないので、迂回経路を取っている。そしたら、人に懐いている黒猫を発見した。今日は、その黒猫は高さ1.5mほどの塀の上にいた。

 
 
1年前の黒猫
  携帯を新しくしてから、HPに新たに写真をアップできなくなったのがハガい


 頭をなでようとしたら、額に目立つ傷があることに気がついた。オス猫同士のケンカでやられたのか? 

 その黒猫がオスであることは判明している。
というのも、今から5年前の春に、その黒猫のカルピスシーンを目撃したことがあるからである。

 今日もその黒猫は、わしにされるがままであった。しかし、耳を引っ張っても怒らない猫も珍しいな。

 背中を撫でた後、右の腹を触ってみた。そして驚いた。なんと、10cm四方に渡って毛が抜け落ち、大きなかさぶたが横に走っていたのである。

 
ディック・ザ・ブルーザーじゃねぇぞ。何でそんなに生傷だらけなんだ? 

 もしかして、飼い主に虐待されているのか? だとしたら問題だ。

 
黒猫をかわいがるのも飽きたので、塀の上から落としてみた。そしたら、スタっと着地した。

 しかも、着地したまま全然動こうといなかった。わしは走り去ると思ったのだが…。

 ガキの頃、隣の隣の家に遊びに行った時、2階の窓からその家で飼っていた猫を放り投げたことがあるが、ニャンコ先生であった。怪我1つしなかった。
ただし、わしはその家のおばさんに大目玉を食らった。

 そうした経験があったので、1.5mの高さから落としても全く大丈夫ということはわかっていた。でも、それこそ虐待じゃないのか? 

 ともかく、今日は黒猫に癒やされた。来週の日曜は麻雀で癒やされたい…。



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