幸運な順延

　
　昼休みにワンセグで高校野球を見ようと思った。そしたら、ガキが将棋を打ってくさった。

　その瞬間、すべてを悟った。朝のＮＨＫニュースで、「京都から中継です。京都は、今日は１日雨の予報です」というレポートを聞いていたのでな。

　しかし、気象予報士、使えねぇ。週間天気予報で大阪に雨のマークはなかったじゃないか。

　まあいい。23日の出勤を取りやめれば、やりくり出来るからよ。

　24日も休みである。だから、あと１日猶予がある。が、24日は大会でヒートアップした体をクールダウンさせる日にしたいのだ。

　わしは今日は出勤だったので、今日の順延はラッキー飯村であった。対照的に、今日が休日の高校野球ファンはハガかった。雨を恨むのではなく、自分の弱さを恨むんだな。

　今日の朝刊のコラムで、清原が取り上げられていた。「プロの23年間は忘れたけど、高校生だった３年間は今も覚えている」というくらい、清原は高校野球に思い入れがあるようだ。実際、どんなに不機嫌モードであっても、高校野球の取材にはニコニコしながら対応していたという。

　清原は今日のコラムで、取手二戦の初回のライトへの大ファールのことに触れていた。アンチＰＬから見れば、あれは「やられた」と思った。朝日放送で実況していた植草アナも、打球がライト方向へ飛んだ瞬間、「去年の決勝も打った、清原ぁぁぁ」と大絶叫したほど微妙な当たりであった。
　
　ファールの判定にがっくりして、その後の打席で自分の打撃ができなかったのは、高２生だったことを考えたら仕方がない。ちなみに、ファールの判定で植草アナも落胆していた。

　明日は８時半起きか。出前の連絡をするために８時半に起きるのはクソハガいが、第１試合を見るために起きるのは苦痛でも何でもない。

　明日は４試合を堪能する。頼む、雨よ、降らないでくれ〜。