大会15日目
今日は、強烈に中京大中京を応援していた。その理由は、ここでは申し上げない(安部晋三じゃねぇぞ)。
9回は冷や汗を搾り取られたなんてもんじゃない。昨年も、常葉菊川が智弁和歌山に猛烈に追い上げられてまっつぁおになったが、今日はそれどころではなかった。
なにせ、今日は6点差でツーアウトランナーなし。しかも、智弁和歌山と違って、鬼っ子打線ではない相手。それが、全然アウトにならないのだから。
最後の打球も抜けたと思った。もしあれが同点打であったら、逆転もあっただろう。
ここまでの粘りは、何千試合高校野球を見ているわしも全く記憶にない。聞いた話では、78年の東東京予選で、早実が海城相手に、9回裏にツーアウトランナーなしから5点差をまくったというのがある。
中京大中京ナインは、最後はまったく余裕がなかった。優勝が決まっても、派手に抱き合うことはなく、一本指ポーズもしなかった。それだけ追い詰められていたわけである。
こうしてみると、1点でも多く取るのが如何に大切だということがわかる。結果的に、7回の中京大中京の2点が大きかった。とはいえ、19−0から20点目をスクイズで取った前田某はやり過ぎだ。
なんだかんだ言って、今大会も十分に楽しめた。強豪校は多かったし、菊池というスター選手もいたからな。
何より、幕切れが良かった。もしあのまま6点差のまま試合が終わっていたら、こんな充足感はなかったと思われる。
現在、午後5時。祭りの後の虚しさで、大会ベストナインを選ぶ余裕はない。
というより、頭がまだ沸騰して、菊池(投)、磯村(捕)、河合(三)、今宮(遊)、堂林(外)以外は思いつかん。
明日は休みの予定だったが、差し迫った仕事があるので出勤する。今しがた、その連絡を上司にした。試合が終わってから連絡したのは、万が一引き分けに終わった場合のことを考えたからである。
これから寝るまでの数時間、今大会の思い出に浸りたい。
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