転ばぬ先の杖
上司が朝から調子悪そうだった。「号泣組翁の怨念かもしれない」と上司は言っていたが、それはあり得る。翁は上司に有給を取らされたことをそれほど恨んでいるのだ。
アルゼンチンが何とか勝って、予選突破圏内の4位に浮上した。しかし、5位のウルグアイとは勝ち点差1。さらに、1点差でエクアドルが続いている。
ということは、次のモンテビデオでの一戦に敗れると、予選敗退になる可能性が高い。あれだけのメンバーで予選で姿を消すなんてことになったら、マラドーナ監督のクビは必至。かつてのスーパースターも容赦なく叩かれるだろう。
今日になっても、腰痛が収まる気配はなかった。そこで、ゲンダイで紹介されていた「腰らく治療院」で診てもらうべく、予約電話をした。
ゲンダイは毎週火曜に、「コリ取り名人」を紹介している。わしは腰痛持ちなので、万が一に備えて、何人のも「コリ取り名人」を携帯にメモリーしてあるのだ。
その1人がその名も「腰らく治療院」の整体師である。高田馬の「腰らく治療院」をメモっていたとは、まさに転ばぬ先の杖である。
「腰らく治療院」に予約電話した際、「予約したいのですが…」と言ってしまった。これはキムラ店に予約を入れる際に言っていた台詞と同じである。
女性が出るものと思っていたら、おっさんが出た。そのおっさんは整体師本人か?
ということは、何から何まで1人でやっているのか? 前途に不安を覚えたわしであった。
「腰らく治療院」は火曜と金曜が定休日であり、日祭日もやっている。それであっさり明日に予約が取れた。
それにも不安を感じた。本当に人気があるなら、そう簡単に予約できないからである。キムラ店の人気姫しかり、人気のフランス料理店しかりである。
ともかく、今となっては、「腰らく治療院」の整体師に賭けるしかない。その結果や如何に? 明日の日記を待たれたい。
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