有藤〜
昨日の早実の敗退は、相当のショックだったようである。早実のエースを小野寺と書くたぁ。もちろん、小野田の間違えである。
さらに、今朝は寝坊した。黒田が先発するので、9時には起きる予定だったのだが…。
眼が覚めたのは10時前。慌てて衛星放送をつけたら左腕が投げていたので吐いた。しかもその左腕、ストライクがまったく入らん。マイク仲田じゃねぇぞ。
午後から、「球界の野良犬」のプロ野球編を読んだ。愛甲が想像以上の試練を乗り越えたのがよくわかった。
しかし、有藤はとんでもない奴だ。愛甲が入団したての頃、有藤と卓を囲んだ時の話である。愛甲が3、6ピン待ちでリーチを掛けたところ、有藤から6ピンが出た。
当然、ロンである。ところが、愛甲がロンの声を発したところ、有藤が、「和了れるもんなら和了ってみろや」と脅かして、和了らせなかったという。
それがミスターロッテのやることかよ。近鉄戦の陰険な抗議事件といい、有藤は相当性格が悪い。
でも、その有藤の台詞は使えるな。今度、わしも使わせてもらう。
麻雀といえば、村田兆治にも呆れ返った。立て続けて振り込んだ村田は、年上の相手だというのに、「てめぇ、この野郎」と言って、牌を投げつけたというのだから。それに比べたら、わし牌グチャグチャ攻撃などかわいいもんだ。
愛甲があんなに落合に世話になったとは知らなかった。ああ見えて、落合は面倒見がいいようである。
愛甲が広岡達朗のことをボロカスに書いていた。たぶん、本当のことだろう。とにかく、このおっさんのことを良く言う人間を聞いたことがない。
広岡は選手にチームを追われたそうだが、それも当然である。わしが選手でも、追い出しにかかるだろう。その辺の経緯は本を読むことだ。
その点、稲尾氏はいい人だったくせぇ。落合が慕っていたことからも、それがわかる。
愛甲本人が書いているように、愛甲の素行に問題があったことは確かである。それもあって、高校野球雑誌の企画による荒木大輔との対談が流れたそうだ。
当時、荒木は西武のコーチだったのだが、西武の広報が愛甲との対談にストップを掛けたくせぇ。高校野球ファンとしては、是非とも聞きたい対談であったが…。愛甲本人も「残念だった」と書いていた。
結局、愛甲が引退してから会ってくれたのは、阪神の監督を解任された直後の野村克也だけだったそうだ。愛甲にも問題があったろうが、それは気の毒な話である。
ともかく、愛甲の本はすこぶる面白かった。その赤裸々ぶりからして、ゴーストではないと思われる。今度は、金村か清原の本を読んでみたいと思う。
明日から恐怖の5連続出勤である。仕事の山は越えたものの、5連続出勤とはハガい。
久々に戦っているので、今日は10時半に意識を意識を失いたい…。
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