不毛地帯
午後から3話分まとめて「不毛地帯」を見た。いつもながら山崎作品は見応えがある。珍妙なドラマなど、クソ食らえだ。
文庫本で5巻の大作だけに期待は大きい。今後の展開が楽しみである。
先入観を持ちたくないので、予告編は見ないことにしている。予告編の編集がヘタクソで、吐かされたことが何回かあるしな。
主演の唐沢は悪くはないが、凄みがないのが難点である。これは、先の「白い巨塔」でもそうであった。まあ、田宮次郎と比較する方が間違っているのだが。
不毛地帯のキャストに大きな不満はない。ジャニーズやお笑いタレントが出てないのは素晴らしい。
ただ、竹野内豊を唐沢の部下役で起用したのはいただけない。竹野内豊は舌足らずなので台詞が聞きにくい。
毎回思うことだが、山崎作品は主人公の名前が渋い。壱岐正、材前五郎、万俵大助、恩地元…。間違っても、キムラタカシなどというフザケた名前にはならない。
山崎作品は関西が舞台となっていることが多い。不毛地帯は近畿商事が主人公の会社であるし、白い巨塔は浪速大学が舞台である。また、華麗なる一族は神戸の銀行の話であった。
なのに、ドラマ化されると関西弁がほとんど出てこない。白い巨塔の山本学や華麗なる一族の木村拓也が関西弁ではイメージが合わないことは確かであるが…。
山崎作品には、必ずと言っていいほど愛人が登場する。愛人が主人公の「女系家族」は、その最たるものである。不毛地帯でも、ピアノ引きの女が重要な役割を果たすのか?
不毛地帯…。馬場の雀荘・「サン」を不毛地帯と呼ばず、何を不毛地帯と呼ぼう。
今日は、その不毛地帯でクソ麻雀があったようである。わしがメンツになっていれば、不毛地帯にも潤いがあろうが、わしがいない以上、1mmたりとて雨が降らない。
大阪桐蔭が完封されるとは意外であった。それだけ神戸国際大付の岡本投手の出来が良かったのだろう。神宮大会での投球が楽しみである。
ただ、神戸国際大付を恋人にするかどうかは迷うところだ。打力がやや弱いのが気になる。
中国大会は開星が優勝したか。開星、関西、広陵。今年の中国大会はレベルが高かったようである。今まで山陰地方のチームは眼中になかったが、今年の開星は眼中にある。
今日の日本シリーズはストレスが溜まった。ただでさえ戦力差があるのに、采配ミスをしたのでは話にならん。明日からは見ないかもしれん。
明日もやることないし、今日も早く寝るか。それにしても、冴えない3連休だ…。
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