高揚感、ゼロ

　
　結局、用事は作れなかった。フリー雀荘に顔を出す手もあったが、麻雀を引退した今、フリー雀荘に行くバカはしない。

　だいたい、フリー雀荘にはロクな奴がいない。常連ヅラしたおっさん、マナーの悪い若造、ピンで打つ腕がない奴などなど。今までそんなところによく行っていたもんだ。

　結局、岡田が代表メンバーを読み上げるところを生で拝む羽目になった。まったくもって、不快なものを見てしまったぜ。

　しかも、岡田の記者会見を見るという失態を演じた。記者も何を考えて岡田に敬語を使うのか？　しかも、間違った表現をするたぁ。

　肝心のメンバーであるが、川口が選ばれて吐いた。怪我で出てない奴を選ぶって、意味がわからん。だいたい、川口は去年のＪリーグで最多失点のＧＫじゃねぇか。

　石川が落選というのは納得いかん。稀少価値のドリブラーを落としてどうするんだ！　

　そもそも、わしは右サイドのＭＦには中村俊輔ではなく、石川を使うべきだと思っていた。石川は右サイドのスペシャリストであるだけでなく、得点力も高い。それをロートル感すら漂う中村俊輔に固執するたぁ。

　前田が選外というのは予想されていた。親善試合で全く試そうとしなかったからな。

　Ｊリーグで結果を出した前田が落選で、代表でもＪリーグでも点の取れない大久保を選ばれるなんて、岡田以外ではあり得ない。玉田と大久保が世界に通じないことはわかってるだろ。

　何より呆れ返ったのは、「最終的には感覚的なもので…」の一言である。かりにも代表監督が言うセリフか？　ホント、クソ眼鏡だ。

　それにしても、盛り上がっていないな。今日の代表発表でも、高揚感というものが全く感じられなかった。

　それは今のチームに魅力がないからだろう。なにより、監督がシャワシャワ過ぎる。なのに、今日の会見のようにエラそうにしているから、ますます不興を買うわけだ。

　わしも文句ばかり言っていないで、もっと謙虚にならなくてはいかん。そのためにも、麻雀を引退したのは正解だった。

　明日は、謙虚な内容の日記を書きたいものである。