大会3日目

 
 第1試合は好試合だった。あっという間に試合時間が過ぎたことがその証明である。

 中京大中京はよく勝ったな。7回表の1失点が嫌な形だったし、岩本を打ち込めなかったので、この1点はまずいと思われた。

 1点を先取された直後の回で、先頭バッターがフォアボールをもらったのが大きかった。巨人の原が、
「フォアボールはピッチャーのエラー」というのを再認識したよ。

 今日の中京大中京のキーマンはライトの小木曽であった。殊勲の三塁打はもちろん、セカンドランナーのホーム突入を阻んだ強肩には痺れた。

 それと、ノーアウト3塁の場面、ライトへの定位置のフライで、サードランナーが自重した場面も印象的であった。
そのプレーを見て、弁慶高校の武蔵坊がサードランナーの犬神を釘付けにした場面を思い出した奴も多かっただろう。

 それにしても、中京大中京の外野の3人はいい。去年も再三好プレーを見せたセンター・岩月、今日の試合でツーベースコースの当たりをシングルで止めたレフト・岩井川。外野の守備力は大会一ではないか? 

 南陽工の岩本は、今日の試合ではフォークボールが少なかった。ただし、小木曽の同点スリーベースはフォークボールが抜けた球だった。

 やはり中京大中京は去年よりも打撃が劣る。特に下位が弱い。まあ、去年の柴田、金山のような7、8番は特別だったが…。

 大藤監督が今大会で勇退か。まだ48歳。前田某、渡辺監督、高嶋監督などが60を過ぎて現役なのを考えても、辞めるには早い。

 次の相手は中京大中京か。磯村、小木曽、岩井川…。選手個々の力は中京大中京が上。早実としては接戦に持ち込むしかない。

 早実−倉敷商は、貧打戦に近かった。解説の福島さんは投手戦と言っていたけど、これが松永玲一さんなら、
「ちょっとねぇ、両チームのバッティングにもう少し工夫がほしいですね」と言っていたことだろう。

 しかし、早実って、こんなに打てなかったっけ? 新チーム結成時はバッティングが売り物だったんだけどな。

 第3試合以降が中止にならなくて良かったぜ。
そしたら明日は出前出勤になっていたところだった。

 試合前と試合中と、2度も中断したのは選手にとって気の毒であった。あれでは精神的にもきつい。

 アナもションベンに行けないからハガいと思った。
「白球の記憶」や世界遺産の番組が挟まって助かったな。その間にションベンをしたに違いあるまい。

 
「白球の記憶」で荒木の人気が異常だったことを再認識した。そしてバカ女の映像にまた吐いた。わしが早実の人間でなかったら、荒木を相当嫌っていたと思われる。

 明日も休みだ。あさっても休みだ。やのあさっても休みだ。あと3日しかない今週の休みを堪能したい。



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