結婚詐欺に注意せよ

 
 初代若乃花が亡くなったか。今日のスポーツ紙の多くがそのニュースを一面で伝えていた。

 若乃花は3代目までいるが、2代、3代と段々ダメになっていった。
特に3代目はダメ過ぎる。バカ丸出しじゃないか。

 初代若乃花といえば、土俵の鬼として有名であった。今はそういう奴がいなくなった。

 雀鬼の桜井章一もすっかり歳をとった。裏プロが跋扈していたバブルの頃が懐かしい。

 もちろん、初代若乃花の現役時代は知らない。ただし、少年サンデーの連載漫画で初代若乃花の出世物語を読んだことがある。

 
ここ20年来、少年雑誌はとんでもなくレベルが低い。あしたのジョーやブラックジャックのような名作は、少年雑誌ではもう絶対に生まれないだろう。わしが「熱笑!花沢高校」で少年雑誌を卒業したのは当然である。

 今日もクソ暑かった。まさにムーチョ・カリエンテである。

 ムーチョ・カリエンテ…。元NHKの羽佐間アナがスペインワールドカップの実況で、
「今年のスペイン南部は今世紀最大の猛暑で、セビリアの人達も口々に、『ムーチョ・カリエンテ』、『たいへん暑い』と言っていました」としゃべったことで、そのスペイン語を知った。ショートショートの教養を視聴者に身につけさせるところも、羽佐間アナが名アナウンサーたる由縁である。

 今日も35℃を超えただろうか? 昼休みは、とあるビルのロビーでゲンダイを読むことにした。

 そのロビーの向かいにスターバックスがある。スターバックスの中に目をやると、号泣組翁がいた。

 
翁に、ドレムラー、突進だ。すると、翁が携帯電話を一心不乱にいじっているのがわかった。

 翁の肩をジワっとさわったら、翁はびっくりして振り返った。そして、わしだとわかると、慌てて携帯電話を閉じた。

 いったい、携帯で何をしていたんだ? 出会い系サイトにでもアクセスしていたのか? 
職場では絶対に携帯をいじらない翁だけに、異様な光景であった。

 その場はそれで別れた。邪魔をしては悪いのでな。

 もちろん、スターバックスで何かを買うようなバカはしなかった。コーヒーの味がわかるわけでもないしな。

 職場に戻って、携帯で何をしていたのか翁に聞いてみた。
「疲れましたよ」だと? 

 なるほど、言いたくないわけだ。
こりゃあ、間違いなく出会い系サイトだな。

 
翁よ、変な女に引っ掛かるなよ。金があって結婚願望の強い翁は、結婚詐欺で捕まったデブ女のような奴からすれば絶好のカモだ。1度警告しておかないといかんな。

 今日もムーチョ・カリエンテにやられた。一刻も早く意識を失いたい。



次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ