日本名・大山
今日は10時半まで寝ていた。昨日の半徹の疲れがまだ抜けていない。
オーストラリア戦で半徹になることを見越して、明日に出前を取ったのは正解だ。一晩では完全に回復しないからな。その辺の先見の明は、さすがわし。
今日はワイドショーがバカ騒ぎしているようだ。もちろん、そんなのを見るバカはしない。優勝の余韻は、矢部のサッカー番組で十分よ。
録画した矢部のサッカー番組を久々に見たが、堀池は矢部の番組における解説のポジションを名波に取られたくせぇ。現役時代によほど実績を残した奴か、松木みたいに個性を前面に出す奴でないと、解説者として第一線に残るのは難しい。
松木は想像以上の大騒ぎであった。今大会のハイライトシーンで松木の狂態を見て呆れたよ。
ハガいのは、松木の狂態を撮っていたカメラマンである。カメラマンもピッチの方を見たかっただろうによ。
今日の朝日新聞で、李忠成の日本名が大山であることを知った。日本名、大山…。大山倍達。
‘空手バカ一代’でやたら日本魂を強調していたので、倍達をずっと日本人だと思っていた。それが本当は韓国人と知った時は驚いた。
また、倍達の自伝である‘空手バカ一代’の半分以上が梶原一騎の創作と知った時はショックであった。全部、事実だと信じていたんでね。
倍達がアメリカ遠征のために乗った飛行機で酔ったシーンの解説に、「颯爽としたヒーローが乗り物に酔うことはない。しかし、倍達はあらゆる乗り物に弱かった。この辺が事実たる所以である」とあった。
そういう解説などで、‘空手バカ一代’が事実であることが刷り込まれたわけだ。それでも、‘空手バカ一代’は、梶原作品の中でも白眉である。
午後からペットショップのコジマに付き合わされた。その店は、東武東上線の大山駅にある。その駅に降りた際に、倍達先生に思いを馳せたのは書くまでもない。
今日のボクシングは見応えがあった。2試合で合計5度のダウンシーンがあるたぁ。
オーソドックススタイルのボクサーにとってサウスポーはやりづらいんだろうな。サウスポーというだけでフェイントになることは確かである。
実際、あのレナードですら、自分の階級より1階級上のチャンピンであったサウスポーのアユブ・カルレとやる前に、かわい子ちゃんサウスポーと試合をして目慣らしをしたからな。
ここでカルトクイズ。そのかわい子ちゃんサウスポーの名前は?
答えはラリー・ボンズ。薬物野郎のバリー・ボンズと1文字違いだ。
日本人同士の試合だったとはいえ、今日は内山を応援していた。内山がナイスガイなのは、インタビューを聞けばわかる。
解説の大橋会長も内山に肩入れしていた。解説者がそういうこっていいのか?
その内山がダウンした時は声が出た。それからよく盛り返したもんだ。
今日はボクシングで疲れた。悪いが、今日も早く寝させてもらう。いざ、黄泉の世界へ!
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