大会3日目

 
 第1試合は痺れた。中盤以降は1イニングごとにションベンに行った。

 今更、隠すことはない。わしは日大三に惚れているのである。

 日大三は西東京のチームじゃないかだと? 今年は早実より日大三だ。

 先日、春季都大会のトーナメント表を見たら、早実の名前がなかった。ということは…。都大会の予選で負けているようではダメだな。

 第1試合はポイントが多過ぎて、わけがわからん。言えるのは、両チームのレベルが極めて高かったことである。

 実際、明徳義塾に物凄い手応えを感じた。3・4番の強打、下位打線の粘り、レフトの守備。さすが馬淵のおっさんに鍛えられたチームだ。

 馬淵のおっさんも言っていたが、試合の流れは明徳義塾にあった。1-4となった時と、8回に嫌な形で1点を勝ち越された時は、日大三の負けを覚悟した。

 世が世だったら、辞世の句を詠む準備をしているところであった。それを7回に同点に追いつき、8回に逆転したのは、日大三に真の実力があるからである。

 エースの吉永は決していい出来ではなかったと思う。でも、よく投げた。特に8回のピッチングが粘り強かった。

 エラー、暴投、フィルダースチョイス、エラーで1点勝ち越され、なおもノーアウト2、3塁のピンチ。さらに、バッターは当たっている4番。

 それを気迫で三振。続くバッターをスクイズ失敗に打ち取った。この場面でもう1点追加されていたら、負けていた可能性が高い。

 日大三はいいバッターが揃っている。高山、畔上、横尾etc。特に畔上の7回の同点打が見事であった。

 これでエース吉永が本調子になれば、大きく勝ち進むだろう。今日のような試合をものにしたのも大きいしな。

 第1試合は、解説の杉本さんのうまさも光った。両投手のピッチングに対する指摘はわかりやすく、的確であった。杉本さんと川原崎さんの解説は聞かせる。

 誰の解説がヘタクソかだと? それは、ここでは申し上げない。

 第2試合は抜け殻状態で見ていた。第1試合で腑抜けになってしまったようだ。

 静清の野村投手はなかなかの球を投げるな。日大三も大量点は取れまい。それでも、日大三が負けることはないと思うが…。

 第3試合は4時で放送が打ち切りにならなかった。関東勢の試合だったからか? NHKよ、頼むぜ、震災関連の番組でなかったら、高校野球を中継してくれよ。

 今、来週の休みを調整中である。決まりしだい日記に書きたい…。



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