カイジ破戒録篇

　
　見た、来た、勝った。カイジ破戒録篇の録画を見終わった今、カエサルの気分になった。

　まだ１話だけだが、アニメを忠実に再現しているのがいい。今後もそうであれよ。

　映像化されると、原作が大きく変えられることが少なからずある。それでアニメ版タイガーマスクのように名作になればいいが、人形三国志のように原作の価値を落とす場合が多々ある。カイジ破戒録篇の経過を見守りたい。

　第１話では、地下での過酷な労働に耐えかねたカイジがキンキンに冷えたビールの誘惑に負けるシーンがメインであった。このシーンは、漫画ではくどいほど長く描かれていた。

　が、アニメでは１話で終わった。アニメ化されると、福本の牛歩戦術が顕わになる。

　それはそうと、キンキンに冷えたビールって、そんなに美味しいのか？　家でビールを１滴も飲んだことがないわしには理解できん。

　ともかく、来週以降のカイジが楽しみだ。チンチロとパチンコのイカサマの仕組みが漫画ではイマイチわからなかったのがアニメで明らかになるだろうしな。

　カイジに夢中になっていて、ゲンダイを買うのを忘れた。わしにしては珍しいミスである。

　家に帰ってきてから気がついて母親に、「ちょっとゲンダイを買いに行ってくる」と言ったら、「そんな下世話な新聞をわざわざ買いに行くの？」と言われた。ゲンダイがそういう目で見られていたとは残念だ。

　今日のゲンダイには仙石のことがボロカスに書かれていた。叩かれて当然よ。

　これからゲンダイをもう一読みだ。ゲンダイを読むのが楽しみで悪いか？　悪くない…。