桜井章一のコラム
‘近代麻雀’がまだ露天商にあった。よく売れ残っていたものである。
いよいよ鷲巣編が終わりそうだ。って、何度も騙されてきた。もう引っ掛からんよ。
巻頭ページの‘バード’は意味不明だ。麻雀漫画にはわけのわからない漫画が多いが、‘バード’もその系譜を引いている。
わしが現役雀士だった数年前も、‘バード’という題名のしょうもねぇ漫画が連載されていた。隣の雀卓から、「‘バード’って面白いな」という声が聞こえて、思わず、「そうかぁ」と独り言を言ってしまった。
すると同卓の証券マンもすかさず、「面白くねぇ」と続いた。証券マンも‘近代麻雀’の読者だったのだ。
証券マンともう会うこともねぇな。麻雀を引退した今、会う理由はない。
‘今月号の何を切るアカデミー’は傑作揃いであった。以下がその5題である。問題を作った馬場は大したものだ。
※条件はすべて東1局の西家、7巡目。解答はすぐ下。
問1 ツモ ドラ
問2 ツモ ドラ
問3 ツモ ドラ
問4 ツモ ドラ
問5 ツモ ドラ
解答 問1 は5点、orは1点、他は0点
問2 は5点、orは1点、他は0点
問3 は5点、は1点、他は0点
問4 は5点、は1点、他は0点
問5 は5点、は1点、他は0点
わしが何点だったかって? 満点に決まってるだろ。
Xが何点取れるか興味深い。あとでメールしてこい。
今月号の桜井章一先生のコラムは、東日本大震災についてであった。いつもは雀鬼会の観戦記という不毛な内容であるが、今回は膝を打つコメントが多々あった。
その中でも出色だったのは、「大災害の中で良かったと思えることは、災害の前にテレビ業界を牛耳っていた低俗な馬鹿者たちの姿が映らなかったことだけ」である。
まさに御意。が、またぞろ低俗な馬鹿者たちが復活してしまった。まったくもって嘆かわしい。
桜井先生は、3月11日のその時刻、まだ寝ていたそうだ。それって、雀ゴロ生活そのものじゃないか。雀ゴロが短命なのも、むべなるかなである。
高校球児を見られなくなって4日。夏の予選まで頑張りたい。
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