別 人

　
　今朝は９時に目が覚めた。それで張本のコーナーを見たら、今日の相棒は広沢だった。

　広沢じゃなぁ。あのコーナーは、人がいい奴はダメよ。

　マリナーズとアスレチックスの中継中に、松坂の情報が入ってきた。今日も８回を１安打ピッチングだと？　最初の１、２試合とは別人になったな。

　別人といえば、具志堅とマイク仲田だ。

　具志堅は13回目の防衛戦から、それまでとは別人になってしまった。12回目の防衛戦で、当時のジュニアフライ級の防衛記録を達成したことで燃え尽きたのだろう。希代の悪人・金平会長と不仲になったのも、別人となった理由の１つであったと思われる。

　阪神時代のマイク仲田には何度も吐かされた。マイクのフォアボールに何度キレたことか。

　最もハガかったのは、０−３から２ストライクを取って、次の球でフォアボールになった時である。それならいっそのこと、０−３からフォアボールを出せ。ストライクが２つ入った分、よけいに疲れたものである。

　それから甲子園の読売戦で、満塁から押し出しフォアボールを出したのも忘れられない。その場面、バッターを２−０に追い込んだ。そこでキャッチャーの山田が高めにボール球を要求した。

　このバカ野郎が。案の定、それが押し出しへの呼び水になった。２−１から３球連続とんでもないボールで押し出しになったのである。

　さて、マイクに関する‘別人’という話だが、94年だったか、それまで登板しては打たれていたマイクがドーム球場での読売戦で、中継ぎに出て快刀乱麻のピッチングをして勝利投手になった。

　それで阪神の中村勝広監督は、次の読売との試合でマイクを先発させた。ところが滅多打ちされた。

　その試合後、中村監督が報道陣に、「仲田はこの前の試合とは別人だったですね」と言われたところ、「この前の試合が別人だったんだよ」と返した。それを聞いて、「うまいことを言うな」と思ったが、阪神ファンにはシャレになっていなかったマイクである。

　99年オフ、スカパーの285チャンネルで、阪神ＯＢが鍋をつつきながら、当時Ｂクラスの金太郎アメだった阪神の再建論について討論するという番組があった。その番組に出ていたのは、川藤、安藤、辻恭彦、そしてマイクであった。

　酒も入って、顔を真っ赤にしながら、阪神再建論をぶっていたマイクに心底、呆れ返った。お前が阪神をダメにしたんだろ。そんな番組に呼ぶ奴も呼ぶ奴。出る奴も出る奴だ。

　今日のアタック25は、40代の大会であった。それで、以下の問題が出題されたのであろう。

　「３択の問題です。次の梶原一騎の作品で、最も連載が早く始まったのは何でしょう。あしたのジョー、巨人の星、タイガーマスク」　

　そんなもん、余裕よ。巨人の星だ。

　その３つが梶原の３部作といえる。連載開始から40年近く経った今も語り継がれているのだから、その３作品が如何に名作かがわかるというものである。

　尾木直樹って、誰だ？　高橋直樹なら知っているが、そんな奴は知らん。パネルが全て見えていても、絶対に答えられないところであった。

　現在、午後４時半。今日は日がな家でウダウダする予定である。

　区議会議員選挙？　そんなのに行くわけないだろ。

　だいたい、区議会議員など政治家じゃねぇ。わけのわからない酒屋のオヤジなんかが区議会議員なんだからよ。

　これから風呂に入るか。風呂から上がったら、ＮＨＫの衛星放送で斉藤の第２戦目を見る。柳の下にどじょうは、もういないだろう。

　明日は予定が何にもナイマン。明日は予定外のことが起こるなよ…。