大会5日目

 
 今日もNHKの中継は8時15分からであった。日大三が登場するというのに、どういうことだ? 

 
BS朝日での放送がなかったら、NHKに殴り込みを掛けるところだ。それくらい立ち上がりの15分は重要なんだよ。

 BS朝日の第1試合のゲストは、履正社の岡田監督であった。岡田監督としては、ゲストとして放送席に座っていたのは、すこぶるハガかっただろう。今年の履正社は全国でも上位の戦力を持っていただけにな。

 日大三は圧勝であった。が、スコアほど楽な試合ではなかった。

 2点を先行された時は、相手の先発が良かっただけに波乱もありかと思われた。1点目を相手捕手のエラーでもらったのが大きかった。それと、その後の鈴木のタイムリーが効果的であった。

 日大三は強打が評判であるが、バントもきちんとできる。今日は2つのスリーバントが効いた。

 常葉菊川のように、バントを一切しないと攻撃の幅が狭まる。
麻雀も、鳴くべきところが鳴かないと勝てない。

 今日は吉永の出来が良かった。今日のようなピッチングをすれば、3回戦で当たるだろう智弁和歌山も抑えられる。

 野々村監督のインタビューをじっくり聞いた。だいぶ言葉を選んでいたな。

 さすがにインタビュアーは不謹慎発言とやらに触れなかった。
そんなインタビューをしたら始末書ものである。

 今日は野々村監督の采配が冴えていた。2度のノーアウト1、2塁でバントをしなかったのに、先取点はスクイズで取った。わしも意表をつかれたよ。

 押し出しフォアボールになっていた球をストライクと取られるなどして点を入れるのに苦労していたから、あそこで1点先取したのは大きかった。

 今日の白根は見事に完封した。もっとも、相手の柳井学園がかわい子ちゃんであったのは否めない。

 次は日大三とか。昨年の選抜で開星が21世紀枠などに不覚を取らねば2回戦で実現していたカードである。

 とはいえ、昨年とはお互いにチーム力が違う。開星は打線が小粒になり、日大三は投打にスケールアップした。チーム力からすれば、日大三が上だろう。

 新湊の応援団の声は、昔に比べてパワーダウンした。80年や86年は、‘漁民ども、うるせぇよ’と毒づいたが、今日は地引網を引いているという感じではなかった。
漁民が高齢化し、元気がなくなったのだと思われる。

 9回の判定は、龍谷大平安にとっては納得できないものであった。3点差だったので直接の敗因でなかったことが救いか? 

 エラーや暴投で負けるのも実力のうち。しかし、審判に負けるのは気の毒すぎる。何のために猛練習してきたか、わからなくなってしまうからな。

 明日も早起きだ。わしにとって連日の早起きは三文の得どころの話ではない。明日は4試合をじっくり見たい。



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