大会6日目
今、第4試合が終わって1時間あまり。まだ放心状態が続いている。
わしが放心状態はいいけどよ、鬼嶋さんも放心状態って、そんなんで解説者が務まるのか? それほど、関西−九州国際大付は熱戦だったわけだ。
こういう試合があるから、高校野球ファンをやめられん。和了ってない役満があるから麻雀をやめられないムツゴローの気持ちがわかる。ただし、偽善者のムツゴローは嫌いだ。
それにしても、第4試合はいい試合だった。随所に見所があった。
ここで去るのは、九州国際大付はあまりにもったいチームであった。とはいえ、九州国際大付に不安を感じていたことは確か。
それは、エースの三好が病み上がりであったことである。案の定、延長戦で限界がきた。
最後の場面は満塁策を取るかと思われた。ただ、満塁は両刃の剣。ホームがフォースプレーになるが、押し出しがある。若生監督の決断が間違っていたとは思われない。
関西が好チームなのも間違いない。選抜では初戦で大敗したものの、元々は優勝候補だった。
なにより、岡山予選で強豪との激戦を潜り抜けたのが大きかった。今日も粘りがあった。
九州国際大付は、新チームも楽しみだ。1番・平原、3番・花田、4番・龍。エースは、今日の最後に投げた左腕の大江か?
朝日コムの甲子園速報の見出しが、‘九州国際大付、関西にサヨナラ負け’って、普通は、‘関西、九州国際大付にサヨナラ勝ち’だろ。
ということは、記者座談会で九州国際大付を優勝候補の3番手に推した奴が吐いているってことか。ま、そうだろうな。
第1試合は両エースにアクシデントが生じた。海星のエース・牧瀬はそれまでノーヒットに抑えていたのに、4回途中にマウンドで左足を痛めて降板した。
これは東洋大姫路には僥倖であった。それまで完全に打ちあぐんでいたからな。
その直後に1点を取り、試合はそのまま進んだ。そして、7回裏、今度は東洋大姫路にアクシデントが起こった。それでまで好投のエース原が頭にデッドボールを受けたのである。
とはいえ、水野のように昏倒したわけではない。見た目、ピンピンしていた。
投手が頭部に死球を受けると、その後のプレーにまったく影響がなさそうでも臨時代走が送られる。ここで東洋大姫路の藤田監督がチョンボをした。臨時代走に代走を送ってしまったのである。
当然、原は交替。8回から控えピッチャーが投げることになった。
大会屈指の好投手・原に比較して、控え投手はかわい子ちゃんに近かった。そこで逆転されたら悔いが残るなんてものではなかったが何とか持ちこたえ、8回裏にスリーランが出た東洋大姫路が逃げ切った。
それにしても、何というチョンボ。小島武夫のチョンボ以上のチョンボだ。
実は、昨日、日韓戦と井岡の防衛戦を見逃してしまったのであった。高校野球で頭がバカになっているとはいえ、昔なら考えられないチョンボだ。わしも小島‘先生’のことは言えねぇ。
昨日の日韓戦での国歌斉唱がとんでもなかったくせぇ。あまりの下手さでネットで話題になっているというので、youtubeで見た。そして吐いた。
わしレベルの歌唱力たぁ。歌っている奴が何者か知らんが、まさかプロの歌手じゃないだろうな。
光星学院は選抜では智弁和歌山に位負けという感じであった。しかし、今日の試合では、その成長ぶりを存分に見せた。
東北勢初優勝は聖光学院でなく光星学院だったりして…。日程も有利だし、あり得ない話でない。
明日も7時半起きか。そんなのは、4時起きの球児からすれば物の数ではない。そう思って、明日は8時に起床したい…。
次の日へ | 前の日へ |
日記トップへ | HPトップへ |