大会7日目

 
 現在、午後7時半。昨日の今頃以上に放心状態である。聖光学院は、日大三とともに最も注目していただけに…。

 聖光学院が金沢に負けるとは予想していなかった。聖光学院も釜田をそうは打てないだろうが、金沢はそれ以上に歳内を打てないと思っていたんでね。

 
負けに不思議の負けはないとは、野村監督もよく言ったもの。1イニングに4つもミスが出たら負けるよ。

 聖光学院としては、4回をビッグイニングにできなかったのも敗因の1つである。1点を取ってなおも1死満塁、カウント1−3。あの場面はじっくり攻めた方が良かった気がする。

 それと、5回の代走も早過ぎると感じた。わしの勘もまだ衰えていない。代走を出した9番のところにチャンスが2回も来たからな。

 これで朝日が挙げた4強のうち2校が敗退か。波乱含みの大会になってきた。これで日大三が負けたら、ますます混沌としてくる。

 
明豊も智弁学園も、かわい子ちゃん高校にきちっと勝つところが渋い。智弁学園は点差こそ1点であったが、余裕すら感じられた。そういうチームは強い。

 横浜が例年のチームに比較して小粒なことは確かである。だから、ベンチが動くわけだ。

 
だが、1点目のスリーバントスクイズは読んでいたぜ。わしがバッテリーだったらピッチドアウトしている。

 次の智弁学園戦は、3番手ピッチャーを出さない展開にしたい。実際、横浜の3番手ピッチャーは、かわい子ちゃんに近い。9回はファインプレー、10回はレフトの好返球でなんとか0点で凌いだものの、智弁学園には通用しないだろう。

 
って、まだ吐いている。聖光学院としては勝てる試合だっただけにな。

 寝るまでに、なんとか吐き気を抑えたい。たぶん無理…。



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