あの程度ではあかん
予想通り、今日はカブトムシの死体となった。気がついたらボクシング中継が始まっていた。
今日の中継には吐かされた。せっかく世界タイトルを奪取したというのに、途中のラウンドを省略して放送したのでは盛り上がりに欠ける。
本人には悪いが、世界タイトルを取ったといっても、昔ほどの感動はない。いくらなんでも世界チャンピオンが多過ぎる。
WBC、WBA、IBF、WBO。さらに、わけのわからない暫定チャンピオンもいる階級もあるのだからな。
世界戦が超インフレ状態では、チャンピオンの価値が下落する。白井さんが世界チャンピオンになった時の世界チャンピオンは全部で8人だぜ。
いい加減、TBSは昔の中継スタイルに戻せ。赤井や女子アナは全く不要だ。気の利いたことの1つも言えない奴らを出すな。
今日は国歌吹奏にも吐かされた。ラスベガス方式だかなんだか知らねぇがよ、両者が入場する前に国歌吹奏とは白けさせてくれたもんだ。
昔のTBSの中継は、国歌吹奏の時に縦に流れるテロップが良かった。経歴が紹介された後、最後に選手の決意表明が表れる。‘愛する妻と息子、そして祖国のために勝つ!’ 国歌をBGMにそうした決めのセリフを見ると、緊張がピークに達したもんであった。
亀田長男は嫌いではない。だが、バンタム級の世界チャンピオンというのは認めん。
バンタムというのはな、エデル・ジョフレ、ルーベン・オリバレス、カルロス・サラテ、さらにはホセ・メンドーサが世界チャンピオンだった階級なんだよ。それを、あの程度で世界チャンピオンというのは納得いかん。
今日の挑戦者は大したことがなかった。メキシカンボクサーの特長である強引なラッシュ、スピード、パンチ力が何にもナイマンであった。
その相手に小差の判定たぁな。もしラッキーパンチでダウンを取っていなかったら、判定で負けていた公算が高い。実際、有効打がほとんどなかったし、攻勢でもなかった。
亀田がドネアとやったら、間違いなくぶっ殺される。もっとも、その前にタイトルを失うだろうけどな。
‘ぶらり途中下車の旅’のナレーターだった滝口順平氏が29日に亡くなった。滝口順平氏といえばコミカルな声が知られる。わしはポチポチの声が好きだった。
しかし、デビルマンでは妖獣ドローの声も担当している。って、話がマニャックなんだよ。
明豊の前監督の大悟法氏も、29日に不帰の人になった。大悟法氏が柳ヶ浦でも指揮を執っていたことは、高校野球ファンなら誰でも知っている。
柳ヶ浦は県外出身者が多く、そのことをゲンダイのインタビューで突っ込まれた大悟法氏は開き直っていた。明豊の監督を辞したのは、体調が良くなかったからかもしれんな。
ここで、お二人のご冥福をお祈りします。
ヤクルトのケツに火がついているだと? 何のことだ? わしはもうプロ野球は見ないんだよ。
明日は北朝鮮戦である。本田の欠場がどう響くか?
明日の試合後、カブトムシの死体になりたくねぇ。
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