杖を使って出勤
今日は1か月ぶりの出勤であった。席があって良かったぜ。
今日は、4本足の杖を使って出勤した。実は、退院の日、弟の車でニトリで4本足の杖を買っていたのである。
それが効果てきめんであった。というより、杖がなかったら、職場の席の椅子に座ることにも立つことにも不可能だったかもしれない。
ということは、やはり完治していないのか? いずれにせよ、しばらく4本足の杖で通うことになろう。
問題はラッシュである。4本足の杖は他の客の迷惑になることもあるからな。
帰りの電車は空いているからいいが、行きの電車は混んでいるからハガい。今日、行きの電車が揺れた時、バランスを崩れそうになった際、隣に立っていた女子大生に、「大丈夫ですか」と気遣われた。なかなか感じのいい子だった。
杖をついて職場に登場したら、みんなに心配された。別にそれが目的で杖を使ったわけではないことは書くまでもない。
職場の多くの人間に、「瘠せたね」と言われた。なにせ、あの日以来、18s減ったからな。
体重が軽くなったのは、もちろん、力石のように自らの意思で食べなかったのではなく、金竜飛のように「食べられなくなった」からである。
しかし、帰ってきたウルトラマンの坂田さん状態がいつまで続くのであろうか。当分、杖が手放せないことは間違いない。
ともかく、うち続く試練を何とか克服したい。
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