裏有給

 
  今日は、昨日より腰の状態が良かった。昨日は久しぶりの仕事でデスクに座り続けていたので、腰が悲鳴を上げ、アパートに帰ってから、芋虫がのたくるう状態だったのである。

 今日、総務から連絡があり、使った有給の数は20日と言われた。よって、残り20日となった。もしゴールデンウィークが入院期間に絡まなかったら、もっと有給を消化しているところであった。

 それにしても、手術になっていたらと思うとゾッとする。手術をしていたら、有給が飛ぶところであった。麻雀で飛ぶのもハガいが、有給が飛んだらシャレにならん。

 その昔、うちのサークルで、「ペキちゃん」とあだ名の麻雀が弱い奴がいた。そいつは四六時中、箱下になっていた。

 いつかなど、箱下でチョンボをやって、誰に何点借りているのか、収集がつかなくなった。それで、そいつを救済するために、飛んだ時点で終了というルールがサークルで出来たのである。

 雀ゴロが跋扈していた手積み麻雀時代は、飛びルールがなかった。だから、イカサマをやられると、青天井で負ける奴が少なくなかったという。

 全自動卓の出現、飛びルール、多くの美人女性プロの登場によって、今や雀ゴロは絶滅危惧種がなりつつあるのは寂しい。

 有給の話に戻って、うちには裏有給制度がある。それは、入院などをした時に裏有給を使える制度である。

 わしは高校野球とかで出前を取りまくっていたので、裏有給は5日しかなかった。それでも、残り20日だったのが、裏有給のおかげで25日になったのは大きい。

 ちなみに、年に1日しか有給を消費しない号泣組翁は、裏有給を400日以上持っている。だから、1年ほどサナトリウムに行って頭をすっきりさせろって。

 明日も出勤か。目標のない日々を過ごすのは本当にハガい。


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