相変わらずだ

 
  昨日、隣の席の女性が午後有給で帰った。なんでも、風邪で咳が止まらないそうである。

 それで、わしが、「約1名、20数年、1度も午前有給、午後有給を使ったことがない人間がいる」と、号泣組翁のことをからかった。

 そしたら、翁がそれに対し、何かブツブツ言い返してきた。真正面の席なのに何を言っているか聞こえないのだから、翁の声が蟹の念仏であることがわかろう。

 どうせロクなことを言ってなかったろう。それに、翁の翁の反論など、どうでもいい。

 それでも、翁の隣の席のとっつぁんに、昨日、翁が何を言っていたのかを聞いてみた。そしたら、「半日しか出勤しなかったら、『お疲れ様』にはならない」と、数回、繰り返していたそうだ。

 なんだ、そりゃ。相変わらず、トンチンカンなおっさんだ。

 だいたい、20数年、1度も午前有給、午後有給を取ったことがないって、超異常だよ。それだけ用事がなかったってことだろ。

 そして、その訳ののわからん反論。やはり、1年ほどサナトリウムに行って、脳の中をすっきりさせた方がいいな。

 今日は、朝から腰の状態が良くなかった。おとといのようなピリっとした痛みはなかったが、席に座っていると鈍痛がした。

 椎間板炎は長期戦になるっていうのは本当くせぇ。なんとか、梅雨までに杖なしで歩行できるようになりたいものだ。それが、今のささやかな目標である…。


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相変わらずだ