ひっくり返る
土曜の出勤は楽だ。西武線のダイヤが密でないので、トロトロ走る区間がないのがいい。
依然として、新井薬師の駅舎付近を通過する時は目を閉じている。周囲に母親との思い出が多過ぎて、それらの風景を見るのがつらい。
今日は、大納言が出勤した。本来なら今日は公休日だったのだが、昨日に出前を取って、昨日と今日の公休日をチェンジしたのである。
しかし、大納言は、昨日は何をやっていたのか? 終日、瞑想に耽っていたのか? 大納言は、アカギの言うところの、「ただ無為に生まれ、無為に死んでいくだけ」の境地に達しているのだろう。
今日の帰り、西武線の高田馬場駅に置かれている自動販売機でアクエリアスを買おうとしたら、4本足の杖を使っていたことが災いして、ひっくり返ってしまった。そして、カバンから本が数冊飛び出した。
そしたら、すぐそばにいた若い女性が助け起こしてくれて、本も拾ってくれた。
その女性は30歳前後か。化粧は濃かったが、割と美形であった。鬼のように恐縮したのは書くまでもない。
しかし、本が麻雀漫画でなくて良かったぜ。ちなみに、その本は、「いっきに読める世界の歴史」である。
その女性とは同じ車両の乗った。その女性は田無で下車しなかったので、田無で降りる際に、「先程はありがとうございました」とお礼を言った。
そしたら、「どうぞ、お気をつけて」と気遣われた。その人の振る舞いを、入院していた病院のクソ看護婦どもに見せてやりたいわ。
ともかく、杖を使用して自動販売機で飲み物を買うのをやめよう。自動販売機では、飲み物の取り出し口が下にあるから、どうしてもバランスを崩してしまう。
明日は、ダマの日曜日か。将棋、アタック25、笑点、世界遺産では救われない…。
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