桁が違う
今日の帰り、新宿御苑の針の名人に診察を受けた。4月に診てもらった時は腰全体がクソ痛かったので、「どこが痛い?」と聞かれても答えようがなかった。
が、今日はピンポイントで痛い箇所を触診で言い当てた。さすが名人である。
そこを中心に太い針を刺し、しばらくそのままにしてから、次に奥に刺し込んだ。すると、ズーンと響いた。それは効果があったという証左であろう。
今度は左向きになって針を打ち、最後に右向きになって針を入れた。その時は軽い刺し方だった。
すると、ベッドから立ち上がった時に全く痛みがなかった。家に帰って四つん這いになっても腰に痛みが走らなかった。
さすが名人。悪いけど、高田馬場の先生とは雲泥の差である。
そこで、アジア拳の大高会長が金竜飛のトレーニングを見て、「こりゃあ、矢吹もいよいよあかんな。気の毒だが、桁が違う」と呟いたシーンを思い出した。
桁が違う…。ピンの麻雀と、デカピンの麻雀を比較すれば、桁が違うのを実感できよう。
診察中、その名人に、「体が硬いですねぇ」と言われた。酢を取っていないんだ。仕方ないだろ。
しかし、酢を取らないと本当に体が硬くなるくせぇ。酢が嫌いであった元広島の長内も、元巨人の鴻野淳基も体が硬いことで有名であった。
また、名人に、「まだ弟さんのところにいるの?」と聞かれた。さすがに、そんなにいられるかい。今は1人暮らしよ。
名人によると、従来からの腰痛持ちなので、週1回3か月通えば完治するという。名人だけに患者離れがいいようだ。
ただ、週1回3か月だと、1回の治療費が7000円なので破産するやもしれん。もっとも、毎週のようにJRAに2万も3万も寄付している奴よりは、はるかに有益な金の使い方だ。
そんな名人でも、菌には手の打ちようがなかった。よくぞ、あの時、救急車を呼べて、整形外科の名医に診てもらえたものだ。
その名人の診療所が丸ノ内線の新宿御苑駅の目の前にあるたぁ。4月に弟の車で行った時は、あまりの激痛で訳がわからなかったからな。
次回も水曜を希望したが、撮影が入っていて都合が悪いとのことであった。ということは、何かの雑誌に紹介されるのだろう。それでより人気が出て予約が取りにくくなったらハガい。
針の効果がこんなにあるとは驚きである。江川が中国針を刺されたことで腕が上がらなくなったと言ったのがシャミであることがよくわかったぜ。
結局、次回の予約は、来週の金曜になった。それまでは生きているだろう。
もしこの日記が5日以上アップされなかったら、部屋の中で孤独死したと思ってくれぇ。
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