整形外科を卒業

 
 不本意ながら、今日は休みであった。不本意なのは、明日、休みを取りたかったからだ。

 なのに、今日、吐きながら休みにしたのは、整形外科の外来に行くためである。

 8時半前後に行けば、10字前に診察を受けられるのは、前回に学習した。なので、家を8時前に出た。休日に早起きをするのは、なんともハガい。

 病院に着いたら、わしは7番目であった。わしより6人も先に着いているたぁ。主席は、何時に病院に着いたんだ? 

 9時に診察が始まって、すぐにレントゲンを撮らされた。それで、嫌な予感がした。外来に来させ続ける作戦だと思ったからである。

 ところが、整形外科医に完治を言い渡された。外科医は、入院直後のレントゲンと、さっき撮ったレントゲンを見比べながら、「ここに菌があったのよ。若手だったら、何をやっていたかな。僕で良かったねぇ」と、おどけながら自己満していた。

 だから、あんたが名医なのはわかっているよ。感謝もしているよ。

 だけど、看護婦どもの教育を何とかしてくれ。診療にかまけているのはわかるがよ、入院患者がどんだけハガい思いをしていることか。今後のためにも、院長宛に不幸の手紙を書くか。

 その外科医が名医なのは、患者離れがいいことでもわかる。ヘタクソな奴ほど、患者を手放さないからな。

 いずれにせよ、その病院から解放されたのは良かった。毎回、診察を受けるために何時間も待たされていたら堪らん。

 ただ、まだ時たま腰に激痛が走る。そこはもう針灸の領域だろう。

 かわい子ちゃんカードの日に、針の名人に診てもらうか。抽選が決まったので、頃合いを見て予約を入れよう。

 ともかく、明日から甲子園モードだ。


次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
整形外科を卒業