初戦で大波乱だと?

 
 てっきり夏休みだと思っていた大納言が出勤していた。朝日新聞を見せろ。ゾーン別の展望を読むのだ。

 あらためて抽選結果を見て、今大会は死のブロックがないと思った。2年前の広陵、聖光学院、天理、履正社はシャレにならなかった。

 今大会は、死のゾーンがないのがいい。大阪桐蔭、愛工大名電、浦和学院などが同じブロックだったら吐いていたとろこであった。

 大納言は来ていたが、号泣組翁は振り休で休みであった。

 って、いったい、どんだけ振り休を持っとるんじゃい。ドラえもんのポケットじゃねぇぞ。

 振り休を取るまい取るまいとしているから、6月出勤分の振り休を今頃になって消化しているわけだ。

 とっつぁんが翁に、「残っている振り休はいつ取るのか?」と聞いたら、「まだ持ってますよ」と返ってきたそうだ。翁は話し方教室に入学しても、「矯正不能」で退学処分になるだろう。

 翁は夏休みが0でも余裕だ。休んだって、何もやることはないからな。

 もちろん、翁は新年度になってから1日も有給を使っていない。翁の有給城は難攻不落なのだ。

 とにかく、書き置きの文字をなんとかしてくれよ。相変わらずの楔形文字で解読できねぇ。わしはローリンソンじゃねぇぞ。

 なんとか読めたが、パソコンで打ち出せや。何のために、個々にパソコンが与えられているんだ。

 翁は、自分の字が他人にとって楔形文字であることを自覚していないのだ。だから、それを突っ込むと、「わしは、その字で大学に受かりましたよ」という、張り倒したくなるような答えが返ってくる。

 もういい。翁、相手にせずだ。

 例によって、今日のゲンダイに、「初戦で負ける高校、勝つ高校」が出ていた。かつては、「トトファン必見」と書かれていたが、世が世なので、そういう文言はない。

 ゲンダイも、大阪桐蔭、愛工大名電、光星学院を3強にしていた。これほど3強が各マスコミで一致する大会も珍しい。

 日大三が聖光学院に、智弁和歌山が神村学園に負けるという予想は織り込み済みであった。ともに、例年のチームとは雲泥の差だからな。

 しかし、「大本命の大阪桐蔭が散る大番狂わせ」は看過できん。確かに嫌な相手でだが、大阪桐蔭が負けることはあるまい。

 単なるファンはいいけどよ、いたいけな博徒を迷わせちゃいけねぇ。そういう予想をする記者のような奴が、どこぞの奴みたいに、競馬で大負けするわけだ。

 月曜に出勤できない体質なのに出勤して、今、芋虫がのた狂うような状態だ。これで、甲子園大会を楽しめるだろうか…。


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