神、断末魔
勝負事は結果が全て。今日はよく勝った。イラクの寄せが速く、思うようなプレーをさせてもらえなかったからな。
監督としては無能と言われる神も、メンバー構成で意表をつくとは、なかなかやるじゃねぇか。実際、コーナーキックから2本フリーで打たれた時はヒヤっとしたぜ。
これで予選突破は8割方決まっただろう。各組1位しか本選に行けないのなら話は別だが、今はアジアで4.5枠ある。
こうしてみると、66年のイングランド大会はムチャクチャだった。アジア・アフリカで1枠って、出場国が16か国だったからって、アジアとアフリカを冷遇し過ぎであった。
試合前、香川がベンチ外と知って吐いた。腰痛って、本当か? イタ公に、「トップ下をやらせろ」と直訴して、イタ公の逆鱗に触れたんじゃないか?
本当に腰痛だったら、サッカーどころではない。それは、わしが身をもって知っている。しばらくマンUでもプレーできないだろう。
先発のCFは前田であった。ハーフナーは、UAE戦で1点を取ったとはいえ、イタ公にウドと判断されたくせぇ。
実際、ただでかいだけのCFは腐るほどいる。そういや、ブラジルにもいたぁな。82年スペイン大会のセルジーニョだ。
ジーコやセレーゾからの絶好のボールをことごとく外しくさった。なんで、あんなのがCFのレギュラーだったのか、今でも解せん。
前田はよく決めたと思う。その前田と香川を南アワールドカップで代表に選ばなかったクソメガネは節穴としか言い様がない。
イラクとワールドカップ予選を戦うのは、ドーハの悲劇の時以来か。当時の主力だったラディ、ジェブル、そして、最後にヘディングシュートを決めたオムラクは存命なのだろうか?
今日は、試合前の君が代が伴奏のみで良かった。訳のわからない奴がアカペラで歌うのはもうええ。
今日はNHK衛星ではなく、テレ朝で見ていた。その理由については、ここでは申し上げない。
ただし、ハーフタイムはNHK衛星に切り替えた。テレ朝は、また性懲りもなく、香取にしゃべらせたんだろ。
言っとくが、わしは山岸さんのファンではないぜ。サッカーのレポーターだったら、白石美帆が一番の好みであったことを申し添えておきたい。
試合後は、またNHK衛星にチャンネルを戻した。選手のインタビューの後で、神にもインタビューしたのには驚いた。
神の断末魔の声は相変わらず甲高かった。それでも、不機嫌攻撃をしなかったのはさすがだ。
日本時間の明日の朝、オランダがハンガリーとアウェイで戦う。アウェイでも、ハンガリーに負けることはないと思うが…。
しかし、ハンガリーも弱くなったもんだ。世界最強だった1950年代のマジックマジャールの面影は、今は全くない。
1960年代も、ベネやアルベルトがいて、ハンガリーは強かった。日本が銅メダルを取った1968年のメキシコオリンピックでは、準決勝でハンガリーに0−5でクラッシュされた。だから、その時の銅メダルを美化してはいかん。
サッカーのおかげで、今日は消化日でなかったことにしたい。しかし、明日は確実に消化日だ…。
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