痺れる勝負

 
 今日のヤンキース−オリオールズも痺れる展開だったようだ。わしも、萬子が1枚も捨て牌にない親リーに、一発で萬子を切るような痺れる麻雀を打ちたい。

   

 ちなみに、アホ後輩は、 わしの萬子が1枚も切られていない親リーにを一発で打ったことがある。

 リーチ・一発・ホンイツ・トイトイ・三暗刻、ニーヨンマルゼット。そんなもん、出すな。四暗刻をツモる予定だったのによ。

 西岡とドネアの試合があさってに迫った。賭け率は5−1ないしは4−1で、ドネアが圧倒的に有利の下馬評である。

 確かに、西岡にとっては痺れ過ぎる相手だ。が、そうした圧倒的不利の予想を跳ね返して勝つのがスーパースターよ。フォアマン戦のアリしかり、ハグラー戦のレナードしかりである。

 それにしても、うざったいのがWOWOWだ。注目の一番を独占放送たぁ。

 6月のヨーロッパ選手権もそうだった。WOWOWに加入していないスポーツファンにとって、WOWOWの存在はガンツとしか言い様がない。

 西岡は男だ。引退試合に最強の相手を選んだとはよ。それは、「紅の挑戦者」の剣持や紅に通じるものがある。

 剣持も紅も、絶対に勝ち目のない魔神ガルーダに挑んだ。その結果、剣持は命を落とし、紅は再起不能になった。男たるもの、一生に一度は痺れる勝負をしないといかん。

 あらためて書くまでもないが、「紅の挑戦者」は、梶原一騎原作のキックボクシング漫画である。

 他の梶原もんほどの評価は得ていないとはいえ、わしは名作だと思っている。特に剣持のキャラが最高だ。

 一読の価値があることをわしが保証する。

   
  
   
 剣持の真空三段蹴り

 さて、これから、「愛と誠」を再読するか。梶原一騎先生に、人生のどん底にあるわしを男として指南して欲しいのである…。


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