彼我の実力差
予想通り、ブラジルは本気だったな。イラクに6−0で勝ったと聞いた時、日本戦も本気で来ると思ったよ。
案の定、ボコボコにされた。ポストに助けられたシュート2本のほか、レフェリーが取り消したシュートもあったし、もっと点差が開いても不思議ではなかった。
それを、本田が「そんなに差がない」って、負け惜しみもいいところ。ブラジルに勝とうなんて、100年早い。いや、100年経っても勝てん。
昨日は、前半は本田がワントップで、香川が左サイドに入った。後半は、やっとイタ公が香川をトップ下に回した。初めから香川をトップ下に起用しろよ。
って、フォーメーションもへったくれもねぇ。個人技も組織力も、何もかもブラジルがはるかに上なのだから。
そのブラジル相手に、日本は打ち合いを挑んだ。そういうのを暴虎馮河と言うんだよ、
が、中東勢みたいに、引きこもりサッカーをやるより、はるかに立派。玉砕するのも、いい経験になったろう。
しかし、これだけ強いブラジルがFIFAランキング14位って、如何にFIFAランキングが当てにならないかがわかったろ。
16日は、各地で予選が行われた。韓国がイランに負けたのは溜飲が下がった。とはいえ、2位までが通過だから、この敗戦は韓国としては、そうは痛くあるまい。
驚いたのは、ドイツがスウェーデン相手に、4−0から4−4に追いつかれて引き分けたことである。あのドイツが信じられない失態だ。観戦しに行ったドイツサポーターは、吐いたなんてもんではなかったろう。
とはいえ、それが今のドイツの弱点である。かつての西ドイツ代表よりテクニックは今のドイツ代表の方が上だろうが、往年のゲルマン魂が失われているのは確かだ。
4点差を追いつかれる…。博打と似ているな。ワニ蔵が言うように、博打では、いくら金を持っていても、負け出すと、あっという間に溶けてしまう。
オランダは、アウェーで、少しうざったいルーマニアを4−1で圧倒した。オランダの予選通過は確実だろう。
スペイン−フランスの大一番は1−1で引き分けた。ホームでの試合だっただけに、スペインにはハガいドローだ。もっとも、スペインがプレーオフに回っても予選落ちすることはあり得ないが。
ポルトガルはシャレにならん。ホームで、かわい子ちゃんの北アイルランドと引き分けとは…。
これで、ポルトガルがロシアの後塵を拝するのは、早くも決定的。プレーオフで勝つしかない。
セルビアは終わったな。アウェイとはいえ、マケドニアに負けているようでは…。かつては、ユーゴとして1つの国であったセルビア、クロアチア、マケドニアがグループAで同居するとは皮肉な話だ。
またも打てず、ヤンキースは崖っぷちになった。今の流れで、0勝3敗からマクるのは、役満の連発を課されるようなもの。
奇跡など、起こりえない。明日、敗退が決まるだろう。
お〜、中日が勝った。読売の、「計算外だよ、玄大佐」という声が聞こえてきそうな負けだ。
先発ピッチャーからして、読売が大勝するものと思っていた。だから、読売が大差をつけたら、パ・リーグのファイナルシリーズを見るつもりであった。
それが1点しか取れないとはよ。明日以降も、中日としては、今日のような展開に持っていきたい。
これで一番焦っているのは原ではないか。1勝のアドバンテージがなくなったからな。
監督がそういうこっちゃいかん。よくぞ、そんなに精神的に弱い奴が監督で、前回のWBCで優勝したもんだ。
さて、これからゲンダイを読むか。ゲンダイは、わしを裏切らない。
ゲンダイを読み終わったら、後は寝るのみ。明日の朝に目が覚める可能性は99%だと思うが…。
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