ホームカミングデー

 
 今日は、飲み会は流れたが、仲間内の何人かと会えた。大学のホームカミングデーに行ってきたのである。

 といっても、わしの学年のホームカミングデーではなく、画伯らの学年のホームカミングデーであったが…。

 そういや、数年前、競馬のヘタクソな奴から、「ホームカミングデーに一緒に行かないか?」と誘われたな。そんなんもん、余裕で断った。2人で麻雀はできないからな。

 ホームカミングデーはミニ文化祭みたいな感じで、いろんな出店が出ていた。それで少し食べたら、すぐに腹が膨れた。金竜飛のように、胃が縮こまってしまったようだ。

 画伯は、ホームカミングデーの式典に出たくせぇ。でも、つまらなかったと吐いていた。

 まあ、そうだろうな。校歌を歌うのはともかく、お偉方の挨拶や貴賓の演説が面白いはずがねぇ。

 画伯から、わしがいつも買っている弁当屋は、ホットモットではなく、オリジン弁当だと指摘された。そんなもん、どっちでもいいんだよ。

 画伯のかみさんと娘が途中から顔を出した。画伯の小1の娘があまりに可愛いのに度肝を抜かれた。

 それは、マイノリティも同様であった。画伯が娘と結婚したいと言うのも尤もだ。

 で、画伯に、月下氷人の逸話のように、わしに娘を嫁にくれと言ったら、余裕で却下された。でも、加藤茶の例もあるぜ。

 マイノリティには、まだお見舞いのお礼をしていなかったので、ケーキでも買って行こうと思った。が、起きたのが遅かったのでデパートに寄る時間がなく、次回にした。

 マイノリティには、入院時にテルマエ・ロマエとグラゼニを持ってきたもらった恩がある。2作にモロに嵌ってしまった。

 そのお返しに、「根こそぎフランケン」が大傑作であることを教えた。「根こそぎフランケン」は、麻雀をやる奴には必読書である。

 ムキリョクンには、わしが履いていたジーパンがダボダボなことを突っ込まれた。「だから、あれほどユニクロで買いなさいと言ったでしょうが。それじゃ、浮浪者に見えますよ」と言われた。

 着ている物を気にするわしではない。わしは、被服費ゼロ主義なのだ。

 ムキリョクンは、濟々黌のOBである。それで、今年の夏の甲子園で、濟々黌が不知火の1点で点を取ったことを知っていた。それには感心した。

 それより、わしの思っている以上に、不知火の1点が世間に知れ渡っていることに驚いた。確かに、不知火の1点はドカベンの中で、最も印象に残るシーンではある。

 ともかく、今日はみんなに会えて良かった。起きる寸前の夢があまりに悲しかったので、終日、家にいたら気が滅入っていただろうからな。会合の段取りをしてくれた画伯には、あらためてお礼を言いたい。

 6時からの試合には吐いた。ちったぁ、あいつらも根性を見せたな。中日は、明日、勝てばいいだけよ。

 しかし、流れは悪い。今日は負け方が良くなかった。もう明日は岩瀬は使えない。

 まあいい。これから、録画した将棋とアタック25を見るからよ。

 明日は仕事だ。月曜に出勤できない体質のわしにはハガい。

 明日、頑張ろうとは思わない…。


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