ナゾの決勝戦進出

 
 しまったぁ。栗生の試合を録画予約するのを忘れてしまった。

 わしとしたことが不覚だ。麻雀の引きは、歳とともに衰える。注意力も同様のようだ。

 で、栗生が負けただと? 日刊スポーツのサイトを見て、吐いた。西岡が陥落したのがケチのつけ始めで、日本人チャンピオンが激減するかもしれんな。

 今日の近畿秋季大会では、天理が大苦戦した。相手の高野山高校はかわい子ちゃんだと思ったのだが…。

 高野山高校か。なんだか弁慶高校を彷彿とさせる校名だな。

 高野山高校の連中は、普段はどんな出で立ちをしているのか? 義経や武蔵坊のような恰好か? 

 わしは、「ドカベン」を高校野球漫画の最高傑作と思っている。続編の「大甲子園」には、イマイチ思い入れがない。「大甲子園」は、水島新司の遊びだったきらいがある。

 今日の近畿大会で、大阪桐蔭が圧勝した。相手からして、それは予想通りであった。

 試合経過を「大阪高校野球」のサイトから振り返ると、大阪桐蔭は随分と足を使ったくせぇ。ムーミンの盗塁とヒットエンドランの采配は的を射ていたようだ。

 早実が乱打戦を制して、明日の決勝戦に進出した。明日の相手は、読売の阿部の母校である安田学園である。

 明日はもらったな。安田学園は、日大三や三白眼の男のチームのようなドブスチームではないだろう。

 しかし、明日、負けると選抜出場校発表の日まで、まな板の鯉になる。どのみち、今年の早実はかわい子ちゃんに毛が生えたチームだから、わしとしては、そんなに期待していないが。それにしても、ナゾの決勝戦進出だ。

 今日の日本シリーズは、読売の訳のわからん外人がスリーランを打った時点で見るのを止めた。明日は勝てよ。いくら相手ホームでも、連敗スタートはハガいからな。

 そうでなくても、戦力は読売が上。日本ハムが勝つには、中田の爆発が必要だ。

 中田は左腕が苦手である。今日も、内海を打ちあぐんだ。

 高校時代は、常葉菊川の田中、金光大阪の植松を打てなかった。それで、わしを吐き倒させた。

 右バッターだからって、左腕が得意な奴ばかりではない。右バッターにとっては、左腕独特のカーブが打ちにくいのだ。わしも、大学の体育の授業(軟式野球)で、元高校球児だったという左腕のカーブにきりきり舞いしたことがある。

 明日は、早実と大阪桐蔭の試合が気になる。だからといって、仕事中に落ち着かないわしだ。

 明日、楽しみがあることは大きい。今日は、ちったぁ、安眠できるかもしれん。


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