虎の子

 
 だから、翻意させるのは無理だって言ったろ。大谷の話だ。

 無理とわかっているなら、日ハムには今年も菅野を指名して欲しかった。そして、また引き勝って、原の涙目を見たかったぜ。

 今日は、日刊スポーツも菅野が一面で吐いた。スポーツ新聞のダメさぶりには呆れ返るばかりだ。

 あらためて言うまでもないが、菅野の読売入りは事実上のドラフト破りである。そういうことが罷り通らないためにも、アメリカのように完全ウェーバー制にすべきだ。

 そしたら、横浜に菅野と東浜が入団した可能性が高い。今回のドラフトを見る限り、来年も横浜の最下位は決まったも同然だ。

 デイリースポーツが騒いでいるな。藤浪を、「虎の子や」と書いていた。

 しかし、阪神で虎の子が成獣になれるのか? 藤浪は繊細そうだから、その一挙一動を報道する関西のマスコミに耐えられるか、大いに不安である。

 わしが、「虎の子」という言葉を知ったのは、1977年の夏の甲子園大会における朝日の記者座談会である。

 今治西に言及した記者が、「予選の松山商戦では、スクイズで取った虎の子の1点を三谷の好投で守った」と、三谷の安定感を絶賛していた。「虎の子」をこれほど的確に使った例は、他に記憶がない。

 それにしても、当時の記者座談会は良かった。記者座談会の多くを強豪校の話に割いていたからな。昨今の記者座談会は、かわい子ちゃん高校にも触れるからダメになっている。

 石原が新党結成だと? そういうのを年寄りの冷や水と言うんだよ。

 年寄りの冷や水の語源は隅田川の水である。誰か石原を亡き者にして、隅田川に沈めてくれ。

 石原関連のニュースで吐いたのは、石原が橋下との連携を模索しているというニュースである。石原と橋下のツーショットを想像するだにおぞましい。

 これこそ、類は友を呼ぶの典型だ。人格破綻者同士で勝手にやってろ。

 さらに、小池が都知事に立候補するかもしれないというゲンダイの記事に狂った。あんなパンパンみてぇなアバズレが都知事なんぞになったら、今度こそ都から引っ越す。

 今日は、昨日のドラフトでの怒りが続いていたので、怒りのエネルギー源が切れなかった。明日は、日本シリーズが怒りのエネルギー源になるなよ。

 それを願いつつ、睡眠薬を飲んで寝る。


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