ある面では…

 
 弟が出前を取って、実家の物を整理して、あれこれ持ってきてくれた。情けない話だが、わしは実家に戻れなくなっている。

 実家を見たら、今まで歯を食いしばったやってきたことが無になるような精神状態になろう。それだけ、わしは重度のマザコンだったのである。

 弟が運んでくれて助かったのは、冬物のセーターとジャンパーである。そろそろ、朝晩と冷えてきたのでな。

 田無は、中野よりも2℃は低い。だから、冬物のセーターとジャンパーが必要だったのだ。

 弟が持ってきた物の中に、ミラクル3トレーナーがあった。それを見て弟は、さぞかし吐いたことであろう。

   

 だが、何にも言わなかった。弟に見切られているくせぇ。

 弟の話では、都庁の奴らは石原が辞めて、飲めや歌えやだそうである。ただし、石原が後継者に指名した猪瀬は、ある面では石原より悪いと言う。

 とにかく、横柄で威張りまくっているとか。さもありなんだ。

 「ある面では」か…。「ある面では」で、思い出すのは、丹下段兵がジョーに金竜飛のことを話しているシーンである。

 「わしは…。わしは、あの金という男が恐ろしい。ある面じゃ、世界チャンピオンのホセ・メンドーサよりも恐ろしいと思っている…。だから、おめぇを何としても金にぶつけたくなかったのに…」 

 金竜飛編では、このシーンも好きなので、わしは好んで、「ある面では」を使っている。本来の会話では、「ある面じゃ」だが、それだと、じじくせぇので、「ある面では」を愛用している。

 ちなみに、サッカーの解説者としては歴代bPである岡野俊一郎氏も、解説中、「ある面」を好んで使用していた。三菱ダイヤモンドサッカーが懐かしい。

 弟は、「石原と橋下と安倍が組んだら、日本は終わる」とも言っていた。御意だ。現在、中国と戦争を起こす起因になりうる3悪人が奴らだ。

 今日の日本シリーズは、日ハムが勝ってホッとした。5−0になった時点で楽勝と思ったが、奴らがうざったく迫ってきたので、読売の2つのバッテリーミスは有難かった。

 ゲスト解説のダルビッシュの物言いは鼻についた。上から目線で、感心したしゃべりではなかった。

 ダルビッシュは、仲間に好かれるタイプではないだろう。現に、東北高校時代は、ダルビッシュに反感を持つナインが多かったという。

 なのにキャプテンだったって、意味がわからん。若生デブ監督は何を考えていたのか?

 明日は、針灸の名人を訪ねる。したがって、初回から見られない。それをハガいと思わないのがハガい。

 心理的にフラットになることは、生涯ないかもしれん…。あ゛〜、明るい日記だ。



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ある面では…